焦がれる熱情を貴方に (角川ルビー文庫 113-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044523022

作品紹介・あらすじ

外務省に勤める深澤秋保は、祭典に呼ばれ同僚である恒と共にエルシア公国に赴く。皇太子であるラウルが日本を訪れた際に通訳を務めた関係で招待されたのだが、ラウルに熱く口説かれていた秋保は、戸惑いつつも再会を心の奥底で喜んでいる自分がいることを自覚していた。しかし過去の恋愛へのトラウマから再び恋をすることを恐れ、気持ちを受け入れることができない秋保。そんなとき秋保と確執のある兄が現れて…!?秘めるほどに貴方を求める心と体-異国の地から贈るアダルト・ラブ・ロマンス。

感想・レビュー・書評

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  • 『秘めた恋情を貴方に』に出てきた外交官・恒に求愛するエルシア公国の若きプリンス・ラウルとその時の通訳・秋保との話。


    ラウルの帰国後4か月後に、エルシア公国の建国百十周年記念の式典や晩餐会が開かれるということで、外交官・恒と通訳・秋保は外務省職員ではなく、ラウル殿下個人の招待で呼ばれることになった。

    秋保は子供の頃からの頑なな性格で家族とは打ち解けられない、しかも高校時代に教師と関係したことがバレてからは更にないがしろにされていた過去を持っていて、それゆえ他人に心を許せない、深く関わらないように生きている。
    そんな中恒は持ち前の明るさとその気遣いで、秋保が信頼をしていた。

    そして公国では、日本で恒を口説いていたことをすっかり忘れたように秋保に接するラウル。ラウルのことを来日中から憎からず思ってはいたものの、始めは素直になれなくて。


    この作品でも能の事がかなりページを割いて記述されていました。ある意味ここまで詳細でなくても、と思いますが、それが遠野先生の良さですからね。
    エロ重視より違う視点を入れてあるのもまた一興。

    『秘めた〜』よりテンポが良かった気がします。
    エロシーンも実にゆったり攻めていま

  • あらすじ:大好評☆遠野春日が贈るセンシティブ・純愛ラブストーリー第2弾!!
    エルシア公国の皇太子・ラウルに祭典へと招待された外務省勤務の秋保。ラウルに熱く口説かれている自覚はあるものの、どうしても一歩踏み出せずにいたのだが、そんなとき秋保と確執のある兄・英和が現れて…!?

  • 秘めた恋情を貴方に-02

  • 前作「秘めた恋情を貴方に」で受けにちょっかいを出したエルシア国皇太子と、同じく前作でかなりいいキャラだった深沢君が…。ってなお話です。

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著者プロフィール

貴族や名家の御曹司等、きらびやかな世界観を表現した作品が数多く、読者の支持を集めている。

「2017年 『なんでも屋花曜祐介の事件譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

遠野春日の作品

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