身代わり伯爵の挑戦 (角川ビーンズ文庫 64-3)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044524036

作品紹介・あらすじ

パン屋の後継者争いに破れ、うちひしがれるミレーユは、なりゆきでリヒャルトのために恋のショールを編むことに。しかし、編みかけのショール(もどき)を美形でナンパな怪盗に盗まれ怒り爆発!乙女の執念で怪盗捕縛に挑むミレーユは、シアラン王家にまつわる陰謀に(自ら)巻き込まれてしまい…!?かくして『身代わり伯爵』の恋と暴走の挑戦がはじまる!!いちゃいちゃ指数上昇中、胸キュン王道ファンタジー第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • パン屋の後継者争いに負けて落ち込んでいるところへ、フレッドとリヒャルトが迎えにくる。
    さらっとミレーユをロイからかっさらってアルテマリスへ。
    聖誕祭のジンクスやランスロットに盗まれたショールを取り返そうとしたり…と今回も事件が盛りだくさん。
    少しずつ物語の核心の片鱗もちらほらでてくる。

    後書きには、リヒャルトがヘタレ的なことが書いてあったけど、あれくらいがリヒャルトっぽくて好き。いじわるしてても爽やかだし。ていうかあれくらいじゃいじわるに入らない。
    Sっ気要員はジークやフレッドに譲って、リヒャルトはあのままでいてほしい。

    うん、3巻もやっぱり面白かったです。

  • 図書館に行ったついでに借りてきた。
    中抜けしていてはなしが見えないが、まあよいだろう。軽いはなしだし。

  • なんだか切なくて泣ける
    みんな何かしら抱えてるんだなあ
    みんな深みが増してきたぞ
    切ない ただただ切ない

  • 実家のけりをつけておいて、いよいよ国外へでていく、か。
    そしてかの国の様子も出てくる。
    うまいなあ。

  • 一巻からわかってたことだけど
    ミレーユって重要なところにいるわりに
    ちゃんと必要な知識もってない女の子だよね
    不憫な扱いされてるわりに、本当行動ですべてをカバーするからな
    だから兄が本当に妹を愛しているってことで
    難儀だなあって
    意外とフレッドは、苦労性だ。全部自覚してるからひとをからかいに行くんだろうけど

    そしてセシリアがかわいかったです

  • シリーズ第3巻

  • パン屋の後継者争いで負けてうちひしがれるミレーユはショールを編んでいたのですが、怪盗に盗まれ(笑)そんなことから物語が進みます。

    なんだか怪しい怪盗が出てきて、でもいちゃいちゃも激しさを増し....(笑)

    また読もうかなぁー

  • パン屋の娘ミレーユと双子の兄の親友リヒャルトが巻き起こす西洋風恋愛物語。

    パン屋の跡継ぎ対決で負けてしまったミレーユはアルマテリスに誕生日パーティのために行くことに。
    ちょうどその日が聖誕祭と重なって、想い人の髪の色と同じ色のショールをプレゼントする慣わしがあるとか。リディエンヌに誘われてショールを編んでいたら盗賊集団の「ランスロット」に襲われ毛糸とあみかけのショールを盗まれてしまう。そのランスロットの本当の狙いはマリルーシャ公女。狙われたのは偽者だけれど、本物は、リヒャルトの妹のセシリアだった。

    たった一つのお願いを「妹と暮らせますように」と願うミレーユの健気さにぐっとくる。
    やっぱり両想いなのにすれ違うのは見ていて楽しい。

  • アルテマリス編、三冊目

  • ついにパンの味がばれてしまった! という
    前から微妙に引きずっていたネタが…。
    そうだろうと思いました、状態ですが
    修行少年の行為はあれですよね、好きな子に…な。
    きれいさっぱり逆効果ですね。
    しかも良いところ持っていかれてますし。

    最後まで読み終わって、いつものようにあの天然やら
    何やら色々面白かったんですけど、今回に限っては
    じゃぁあのモロローグ、もしかしなくても彼女? でした。
    あまりなそのツンデレ状態に脱帽です。
    最後はどちらも微妙に甘い感じですし…。
    どうなるんでしょう、双方!!w

    良いところといえば、家族団欒…団欒?
    お母様素敵です。
    むしろなぜにこの男を選んだのかが謎です。
    あまりのだめだめっぷりでしょうか?
    微妙に気になるのは第2王子!
    と、つらつら考えていくと、かなり気になりどころ満載でした、今回。

    最後はまた気になる所で終わってますし。
    どうなるんでしょう??w

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著者プロフィール

清家 未森:第4回角川ビーンズ小説大賞で読者賞を受賞。受賞作を改稿した『身代わり伯爵の冒険』でデビュー。同シリーズの他、「六蓮国物語」シリーズ、「桜乙女と黒侯爵」シリーズも刊行。

「2022年 『後宮星石占術師 身代わりとなるも偽りとなることなかれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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