身代わり伯爵の告白 (角川ビーンズ文庫 64-10)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044524104
作品紹介・あらすじ
双子の兄・フレッドが行方不明になり、ミレーユはフレッドの『身代わり』として、『ミレーユ姫』のフリをする事に!!はじめは奇天烈なお姫様を演じていたが、大公の卑劣な行為にブチ切れ、ついに地を出し、大公の下に殴り込みをかける。だが待ちかまえていた大公に結婚契約を持ちかけられてしまい!?かくして身代わり伯爵の婚姻を賭けた駆け引きが始まる!!第五師団にミレーユの正体もばれて-!?急展開の第九弾。
感想・レビュー・書評
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シリーズ10冊目、シアラン編。
ロジオンと第5師団のやり取り…面白すぎる。ずーっと読んでたいなぁ。
あとミレーユに対するリヒャルトと第5師団の認識の違い…笑った。
次巻でシアラン編終わりらしいけど、物語がぐっと動いた1冊でした。
早く続き読みたい!
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大変!!!
フレッドは無敵だなあ
話が込み入ってきた
正体ばれたのはとてもきもちがよかった
スカーッとする
しかし追ったり追われたり忙しい二人だこと -
ミレーユって結構頭が回る子なんだなぁ…。
どこぞのウォルター伯じゃないですけれど、ただの猪突猛進がとりえの下町娘ではないのですね。
ミレーユの印象が、ここまで来てやっと変わったのは、彼女が自分の恋心を自覚し始めたからなのではないかと思います。
恋をすると女性は美しくなるといいますが、ミレーユの場合はもともと持っていた強かさに恋心が加わったことによって、さらに彼女の一途さに磨きがかかったような気がします。
その真っ直ぐで後先を顧みない所に、リヒャルトは惹かれたのかもしれないですね。
8年間、壮絶な過去を抱えていた彼にとって、ミレーユの存在はそういった過去さえも一瞬は忘れてしまうほどに鮮烈なものだったと思います。
次巻で遂にシアラン編も完結ということで、益々目が離せません。 -
前作の失恋から事態がすごく混乱してきてワクワク!ミレーヌもうひと踏ん張りだっ。攻め気なリヒャルトがイイネ☆
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真実が明かされた部分の臨場感、サイコー!
一生懸命さとバカらしさがいいエンタテインに。 -
シリーズ第9巻
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いなくなった『自分』の代わりをする事になった自分。
ここだけ聞くと、ものすごく妙な感じですが
この『自分像』を貫くのは、かなり大変かと。
まだまだ勘違いをしている所に投げ込まれた真実。
阿鼻叫喚具合がものすごく面白かったです。
ここまでばれていないのは…いっそ才能?w
とりあえず、団長の女の見る目のなさだけは
確実に浮き彫りになったかと。
戻ってきた兄。
1人になった妹。
どのタイミングで間に合うのか。
むしろどんな殴り込みをするのか…。
次回、ヒロインはヒロインらしくして…る、かも?? -
シアラン編、五冊目
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いよいよシアラン編、佳境!!