アリアではじまる聖譚曲求愛者は聖女に殉じる (角川ビーンズ文庫 67-9)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044538095

作品紹介・あらすじ

正教国を追われ、日本に戻ってきたアリアは、再びテルミナに招喚されることに。ところが現れたのは、アリアをつけ狙うマウリシオ。しかもユースは捕まり、ジュリアスは逃亡中だという。マウリシオは、ユースを助けたければ、愛する王とともに、正都で列聖式(王と聖女の結婚式)を行えとアリアに迫る。その言葉を聞いたアリアは、クラウディオのもとへと向かうが-!?聖女アリアの爆笑受難ファンタジー、激動の完結巻。

感想・レビュー・書評

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  • 5巻目。最終巻。
    最後の表紙がユース!ってことは、アリアはユースを選ぶの?って思いながら読み始めると、結婚式の相手はクラウディオ。アリアに結婚したいって言われて、喜ぶクラウディオがかわいいって思いながら、この展開は怪しい。そう思っていると、やっぱり、罠でした。

    4000年も生きている教皇フォルテはさすがラスボス、聖女の血肉を食べるって気持ち悪いけど、見事アリアが教皇を倒し、そのあと、アリアが元の世界に戻るって話になり、ユースとの別れより、クラウディオとの別れがしんみりして・・・・ってところまではよかったけど、結局アリアはどっちが好きなのか分からないまま戻ってしまって、ちょっとモヤモヤしちゃいました。

    しかも、最後はなんでか、2年後にユースとクラウディオがアリアの世界にやってきてるし、こんな最後はちょっと嫌かなぁ。結局、アリアはどっちを選ぶのか分からないままでした。

    まあ、16歳の美少女アリアと美女耀子とか、ギリシャ系ロシア人のフリした高校数学教師のユースとか、コスプレ王子(ほんとは陛下)のクラウディオとかは見たかったけど、微妙な終わり方でした。

  • ふつうに、当たり前にね あとやっぱりクラウディオ好きだなあ

  • めっちゃほのぼのスタートに驚いた。前回の引きは一体・・・。笑。今まで小出しになってた伏線なんかが回収されつつ、敵がはっきりして、立ち向かって、問題解決。ちょう綺麗な大団円でした。エミリオの報われなさは微笑ましいのに、ジュリアスの気づかれない感傷は切ないなー。ユースとアリア、クラウディオとアリアの組み合わせそれぞれの見せ場もステキで、堪能。お腹いっぱいですー。ところで、ユースとクラウディオってガチで恋敵のはずが、あんまり対立してるっぽさがなかったなーと振り返り感想。

  • アリアではじまる聖譚曲 完結巻!

    いろいろな謎がようやく明らかになりました。
    ユースやクラウディオは相変わらずいい男・・・!

    続きが読みたいけど、ただの学園パロになっちゃうから読まなくてもいいかなーとか思うけどやっぱり続きが気になる!

  • 完結編。
    途中、アリアが男前すぎて惚れた。
    ユースもクラウディオも耀子ちゃんもかっこよかった。耀子ちゃん派だけど最終巻で迷う羽目になったじゃないか。
    しかしお前ら……

  • これって続き出るのかな?

    だって、中途半端な終わり方だったよね?
    ギリシャ系ロシア人(?)とコスプレ王子と美少女になったアリアが見たい!!!

    次作というより続編を期待しています!

  • クラウディオがいい男過ぎて泣けた……!!
    あの、最後の告白のシーンを小野大輔声で脳内再生して一人でハァハァしてしまった。あれ、ドラマCDとかやってくれないかな。悶えられるぜ。
    私はユースよりもクラウディオの方が好きだ。不器用なツンデレはいいものだ。(そういう意味ではエミリオも可愛くてたまらない)

    途中の雰囲気から、誰とも結ばれることなく元の世界に帰って終わるのかと思ったが、エピローグで救われた。まあ、三角関係という意味では全く決着はついてないがww あ、耀子ちゃんがいるから四角関係?

    前シリーズが微妙だっただけに、読み始めは少し不安だったけど、今回のはすごくよかった!
    いきなり好みに化けるから、一回好みじゃなかったからって切るのはよくないな。うん。

    次回作にも期待。

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著者プロフィール

10月23日生まれ、O型。おもな著作に「初恋のシーズン」シリーズ(角川つばさ文庫)、「アリアではじまる聖譚曲」シリーズ、「紅玉の契約」シリーズ、「ロミオとシンデレラ」シリーズ、『恋愛裁判 僕は有罪?』『恋愛予報 三角カンケイ警報・発令中!』(すべて角川ビーンズ文庫)などがある。別名義でゲームシナリオも執筆。みんなからのお手紙に、お返事を書いてます!

「2019年 『ファースト・ステップ (2)“最高のダンス”って何?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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