新ロードス島戦記 序章 (角川スニーカー文庫 604-21)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 189
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044604219

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

    いろんな布石が詰まった短編集。
    派手さは無いものの世界観を堪能するにはこのスタイルは有効。
    このシリーズから読み始める人にはやや物足りないかもなぁ。

    やはりバグナードが一番の勝ち組だと思う。

  • 短編集ではあるものの時系列が近いので問題なく一塊の作品としての元祖と新のロードス島戦記を繋いでいる。
    美しい文章で紡がれる情景と心持ちは水野良さんの素晴らしいところ。

  • 新シリーズとはなっているけど、内容は旧シリーズの短編集。
    単行本化されていなかったものなので、こうしてまとめてもらえたのはありがたい。
    できたら以前に出たドラマカセットたちも小説化して欲しいね。

  • 「暗黒の島」の闇の深さを物語る作品で、今後の展開を期待させずにはいられない。

  • ロードス物は小説はバイブルですねぇ。ビデオもクオリティ高かったしvパーンとディードが大好きv

  • 新しい物語を読んでいるのに新味がない。『ロードス島戦記』という過去の遺物に頼りっ放しだからか。

    まあ、前シリーズの続編ということであればそれも致し方ないのかもしれないが、作者のこの『ロードス島戦記』を壮大なるサーガに確立させたいのであれば、こちらの予想を良い意味で裏切って欲しいし、様々な伏線を活かして酔わせて欲しい。

    ただ毎回云っているが、文体がもう少し濃くならないか?あまりに簡素化しすぎる。田中芳樹氏の『銀英伝』を読んで勉強して欲しい。

  • 旧シリーズと新シリーズのつなぎ。

  • 『炎を継ぐ者』
    炎の部族ダレスの死後、族長となったナルディア。邪教と手を組んだことで窮地に陥っていた炎の部族。邪教の神官戦士団を追放することを決めたナルディア。ナルディアの従兄弟スパークを誘拐した神官エズード。砂走りの巣に馬に乗せられ放たれたスパークの救出。

    『魔獣の森』
    ナダールの村へ説得に向かった帰り道に森に迷い込んだセシル。森で出会った魔獣を支配する謎の少女エレーナとの出会い。魔獣を操る術を会得した導師グージェルミンの娘エレーナ。グージェルミンの弟子ランディス。マーモのために魔獣を支配しようとするランディス。解放された魔獣。

    『暗黒の島の領主』
    太守シャダムが留守中に発見されたウィンドレスト城の隠し通路。自分の立場に思い悩むスパーク。地下のマーファ神殿でニースとの会話。隠し通路の中での亡霊との会談。マーモを最初に統一したブルネイ王の亡霊。

    『生命なき者の王』
    マーモ奪還を図るヴェイル。死者の王となったバグナードへ協力を求めるために女たちを献上する。ヴェイルの野望を阻止すべく動く妹のミネア。生贄にされる女性たち。バグナードを倒したと思ったミネアだったが・・・。

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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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