薔薇のマリアVer0 僕の蹉跌と再生の日々 (角川スニーカー文庫)
- 角川書店 (2005年4月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044710033
作品紹介・あらすじ
漆黒のダンジョンに、お宝目当てで潜り込む美しき"侵入者"がいた。名はマリアローズ。外見以外取り柄のないマリアにとって、チマチマ稼ぐことが唯一の生きる道だった。ある時、ド派手な鎧に身を包む謎の大男とその仲間に誘われ、危険度最悪の"閉鎖魔宮"に潜入することに。慣れない集団戦、おのれの弱さに絶望、くじけそうになるマリアに対し、謎の大男のとった意外な行動とは!?史上最弱の主人公と誇り高き仲間たち最初の物語登場。
感想・レビュー・書評
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一巻から続けて読みました。主人公マリアローズとクランZOO、アジアンとしてコロナとの出会いの話。
非力ながら、独力で生きようと葛藤するマリアローズが健気でした。言葉と行動の裏を読み他人に頼ることができなかったマリアローズが、一度は拒絶しつつも、だんだん仲間と息があってくる。たわいもない会話も、いい具合に噛み合っていて面白いです。
一巻を読み終えた時に気になっていた、主人公の過去についても語られていました。アジアンとトマトクンの事についても、巻が進むに連れ明らかになるのでしょうか。
最初は、オリジナルの固有名詞や説明が多く読みづらさを感じていましたが、読みなれてくると世界観の奥深さに引き込まれていきます。難しい熟語と、漢字にカタカナのルビをふるセンスもクール(粋)。作者がストリートミュージシャンだったという経歴が、文体からも滲み出ているような感じがしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4044710031 381p 2008・4・20 9版
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ある程度本編を読んでから、また読み返すと違った印象を受けます。
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続きを読みたくなるような展開。
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一巻でも仄めかしている過去編。
やっぱり、というか安定している。
おもしろい。 -
クランZOOの初めて物語。
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ZOOに加入する前のマリアと、トマトクンたちとの出会い、アジアンとの出会いなどが描かれている。時間は1巻より前になります。マリアの心の葛藤が細やかに描写されていて、感情移入しやすい感じ。ま〜用語とかごちゃごちゃしているのが読むとき面倒ですが。コロナかわいいし、アジアンも多めに出てるので好きな一冊です☆
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些細なきっかけで読み始めたライトノベル。薔薇マリの世界の雰囲気と、クランZOOが好き。
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ブクオフにて購入。
マリアのやるせなさが切なかったです。弱いって判っているからこそ他人を盾にしたりするところが。
ピンパーネルぐっじょぶ! -
マリアの昔ってみてるとちょっと
ハズイ。。