- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044714017
感想・レビュー・書評
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「さぁ、ゲームを始めよう!」
ある日突然、創造主に挑まれた、秋庭多加良たち叶野学園生徒会の面々。しかし「また神様か~」となんだかその反応は脱力系。なぜなら彼らは、キュートなくせに腹黒い土地神“かのう様”の持ち込む厄介事に、毎日困らせられていたから。なのに創造主を見つけないと、地球崩壊だって?今日から未来を賭けて神様探しの1ヶ月が始まる。人間に憧れる神様たちが仕掛けた――“神様×神様ゲーム”。 -
「神様のパズル」だったり「神様家族」だったり最近神様タイトルのラノベを読んでるなぁ。
神様とのかくれんぼな話。
話の序盤で神様の正体は容易に想定できちゃうし、ムリヤリな展開が多々あるのだけど、全体的に見ると面白い。 -
イラストがハセガワケイスケの『しにがみのバラッド。』のイラストを担当している七草だったので読んでみたのですが、話はちょっと微妙でした。神様を探したり、人の願いを叶えるというのはちょっとおもしろかったし、でてくる神様も面白かったのですが、主人公の設定にちょっと不満がありました。まだ高校生なのに大学生以上の頭脳で、さらに外国語も複数習得しているというちょっといきすぎたものでした。しかも、ちょっと読みずらい所もありました。しかし、話はそこそこに面白かったです。
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かのう様(軸)と神様と人間のゲームという斬新かつ複雑な導入ですが最初のルールさえ覚えてしまえば規則が同じなので続刊が読みやすいです。主人公の順応力の高さもさながら、メイン生徒会の落差ある性格にキャラクターの魅力を感じました。かのう様を舞台に続々と続くストーリーの基盤としては構成として後に生かされています。1巻としては「神様とかくれんぼ」で人間の姿をした神様を見つけ出す単純だからこそ難しいゲームを攻略していくお話で、眼鏡で美人で自信家で有能な秋葉くんを中心とした生徒会が踏み出す苦労の第一歩。凡人なのに有力で現実主義の主人公としては珍しいタイプなので、今後の成長に期待です。結末はすっきり解決できる終わり方に仕上がって、イラストも柔らかい塗りが神様やかのう様の印象とぴったり調和していました。
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導入部は読みづらかったですが主人公に愛着がわいてくると、なかなか楽しめました。肝心の「神様」の設定は難あり。どこが「神様」なんだろう?と首を傾げたくなりました。それと、主人公を自分の都合だけで巻き込もうとする人物(神様)に嫌悪感を感じさせるのは、「クリスマス上等」と同じ。