オイレンシュピーゲル弐 FRAGILE!!/壊れもの注意!!(2) (角川スニーカー文庫 200-2)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 421
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044729028

作品紹介・あらすじ

あらゆるテロや犯罪が多発し、『ロケットの街』とまで渾名される国際都市ミリオポリス。「黒犬(シュヴァルツ)」「紅犬(ロッター)」「白犬(ヴァイス)」と呼ばれる警察組織MPBの"ケルベルス"が治安を守るこの都市に、ロシアの原子炉衛星"アンタレス"が墜落した。七つのテログループが暗躍する、この事件を収拾するため壊れかけの"ケルベルス"遊撃小隊が、超警戒態勢の街を駆け抜ける-!クールでキュートでグロテスクな"死に至る悪ふざけ(オイレンシュピーゲル)"第2幕。

感想・レビュー・書評

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  • とりあえず読んだ

  • 2冊目にして結構大きな事件になってしまってる。ちらちらとスプライト側のキャラも登場していたりして、平行で進んでいる感じ。

  • [2013.10.24]

  • もう一つの話と完全リンク
     同じ事件を追いかけて出会う2組

     3人別々の思いと行動が最後には一つに収束していく


     面白い!!

  • 戦闘シーンはほとんど読み飛ばしてしまった。
    ちょっと肌に合わないなぁ。

    この文体は建前と本音を対比させるのに持ってこいですが、
    状況を説明するのにはどうなんだろ、入り込めない。
    上手いとは思うんですけどね。

    比べるものでもないのだけれど、

    同じ殺伐としていて、

    同じ戦う子供なら、

    『スカイ・クロラ』のほうがずっと好き。

  • 夕霧がかわいい。
    こういう無邪気なキャラ好きだな。

  • 読まずに図書館に返却。
    少年少女の荒んだ感じが、読んだ時点の気分と合わなかったのか、読めなくなった。オイレンシュピーゲルの1巻は読んだが、2巻以降も図書館から来てたけど読まないで返却。
    マルドゥックの方も同じように荒んだ感じはあるが、ウフコックがいたことで和らいで読めたのかも。
    冲方さんの文章自体はうまいので読みたい作家ではあるが、シュピーゲルやマルドゥックのような荒れた感じはダメかも。

  • 縦糸と横糸がすれ違う。

  • オイレン側から見たアンタレス事件はスプライトの疾走感とは違って、内面を描くことにより重点をおいた感じ。片方だけでは足りなかった事件の全てが浮かび上がり、より深みを増したものとなりました。小隊メンバーが別行動をとり多視点での描写はそれぞれ味わいが異なり楽しめました。陽炎のミハエルに対するベタぼれとそれを隠し切れずにいる姿が妙に可愛らしいです。そしてエピローグの怪しげな会話の意味は? 次巻も楽しみです。

  • カッコいい\(^o^)/
    スプライトとのカラミもあって、これからが楽しみだ‼

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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