機動戦士ガンダム00 (1)ソレスタルビーイング (角川スニーカー文庫 G 7-1)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044736019

作品紹介・あらすじ

西暦2307年-人類は枯渇した化石燃料に代わる新たなエネルギー・太陽光発電システムを手に入れたものの、その恩恵をめぐって各国は未だ終わりなき争いを続けていた。そんな世界に「武力による戦争の根絶」を掲げる私設武装組織が現れた!あらゆる現行モビルスーツを凌駕する4機の"ガンダム"を所有する彼らの名はソレスタルビーイング-いま、ガンダムによる全戦争行為への武力介入が始まる!!大人気アニメを完全小説化。

感想・レビュー・書評

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  • コミカライズ作品

    ライトノベルなのでサクサク読めます。
    アニメでは出てこない、この作品の根底にある科学技術の裏付けなんかも出てくるので、いきなり物理学みたいな話が出てきます。

    アニメではサラッと流された、MS達の設定や各陣営の戦略思想も書き込まれていて、そうだったのか!と2度面白いところです。

    最後まで読んだらもう一度、アニメシリーズ見たいなあ。

  • オープニングからラフマディー救出までの第1巻です。
    設定資料集見ないと出てこない内容や、細かい描写が出ていて、アニメ版を見た後でも楽しめます。
    グラハムとガンダムの会話についてもちゃんとどうしてあーなのかを書いています。
    アニメ版の副読本的な感じで読んでみましたが、そういう設定なのかと頷くところも多いです。
    ファンは読むべきですね。

  • アニメの補完として。
    キャラクターの内情が知れて新たな発見も。

    文体はラノベなのでサラサラ読める。

  • ついにファーストシーズンも読みたくなり購入。
    はずかしー。

    でもおもしろー。

  • 多少はしょられているものの,十分00の世界観を楽しめる.
    やはりストーリはかなり魅力的だと思う.

  • 素晴らしく再現度の高いノベライズ。想像以上によくできてた。

    文もしっかりはっきり書かれてる。内容的にもハッキリ書かれていて、アニメじゃ曖昧だったり「察してね」的なのもハッキリ書いてるからその時の登場人物の気持ちとかがアニメ以上に伝わってくる。

    視点は代わるが時間軸は基本的に一つ(簡単に言えばA視点とB視点での同じシーンがなく、A視点からB視点に変わってもAの時の時間を引き継いでいる)なので、アニメとは違った印象を受ける。


    00の話自体は、未だに世界は一つになれず3つの国家群がお互いを牽制し合っていた未来。
    そんな中で国家群の一つAEUが最新のモビルスーツを開発し披露するのだが、そこに「ガンダム」というモビルスーツが登場し、圧倒的な力で倒してしまう。
    ガンダムを所有するのは私設武装組織「ソレスタルビーイング」。「戦争に武力で介入する」という宣言をする彼らの登場により、世界が大きく変わっていく・・・という内容。

    戦争は根絶できるのか、ソレスタルビーイングやそれに関わる人々のそれぞれの思いを描いた人間ドラマだと感じている。
    とりわけ戦いに身を投じていく刹那と真逆で対話をと訴え続けるマリナとの対比がこのシリーズの大きな流れになっていて、お互いが影響されどう変わっていくか・・・そこら辺を気にしながら読んでもらえたらと思う>アニメ見てない人

  • 西暦2307年――人類は枯渇した化石燃料に代わる新たなエネルギー・太陽光発電システムを手に入れたものの、その恩恵をめぐって各国は未だ終わりなき争いを続けていた。そんな世界に「武力による戦争の根絶」を掲げる私設武装組織が現れた!あらゆる現行モビルスーツを凌駕する4機の“ガンダム”を所有する彼らの名はソレスタルビーイング――いま、ガンダムによる全戦争行為への武力介入が始まる!大人気アニメを完全小説化。

    全巻読んで売却。

  • ガンダム00のノベライズであります。
    1期全く知らないので、1期知る意味でも読んでみました。
    うん、マイスターズは2期と全然キャラが違いますね。

    話のほうは、「00って種運命の焼き直しだろうか」と思わせるものを
    前からうすうす感じてましたが、そんな感じですね。
    ソレスタルビーイングはかなりオーブ軍になる前のアークエンジェルに
    似てますし。
    (大きく違うのは「武力介入」をはじめから明言していること!)
    そして2期後半になれば誰かはっきりしている
    「幼少時代の刹那が見たガンダムの乗り主」の考えは議長に酷似です。

    …自由のない平和に何の意味があるのか?
    とはいえ「自由」を奪うことで平和をもたらす方法は結構SFでは王道かもですが…
    今の日本でさえ十分ある程度管理社会であり、
    「住所」や「身分」が生きるために求められたり、
    自給自足は都会ではままならなかったりしますが、
    それが当たり前と思うのは感覚が麻痺してるわけで…
    そう考えると「管理・支配社会」もそこに居る人間は何も思わないかもしれない
    んだよなぁと…
    ソレスタルビーイングを善とするか悪とするかもとても微妙。
    マリナさんのように「間違っている」とも言い切れない。
    実際マリナさんも「戦いの中での生き方しか知らない」刹那から
    色々なものを知っていくのでしょうが…

    ソレスタルビーイングの行いについては、
    ロックオンがいい例えをしてくれていました。
    「警察の存在意義と同じだな。警察は犯罪撲滅や犯罪抑止を目的として存在
    してるが、実際に犯罪がなくなれば存在意義が失われる。かといって、
    警察機構を全部なくしちまえば、犯罪は飛躍的に増えることになる」

    ロックオンGJ!なので一概に「間違ってる」と否定はできない。
    警察も「事件は起こらないと動かない」では本末転倒と思います。

    しかし、こういう存在が危険だということが2巻で露呈します。
    一気に読んでしまったので続けて2巻の感想書きます。

  • 途中まで読みましたが、アニメの方が好きですね。
    次巻予告の嫁が可愛すぎる。

  •  アニメ「機動戦士ガンダム00」のノベライズ。

     「BLOOD+」の時も思ったけど、どうやらノベライズはアニメに忠実にって流れみたい。なので、これも、とーっても忠実です。
     なんで、復習本みたいww

     が、細かいつか、本編で曖昧にされてたところが、はっきり書かれているので、悲壮感もそれなりに…。
     特に刹那のバックボーンは、切ない。
     でもって、少年兵だった刹那が、前世代のガンダムに助けられて、ってエピソードなんて、刹那だけがたった一人の生き残りだったってことで。
     ま、おかげで他にガンダム見たやついないのかよ、とか、それからどうやってソレスタルビーングに拾われたんだよ、とかの本編で感じてたもやもやはすっきりできました。

     ってことで、ようするにアニメのもやもや解消のためのノベライズってことでOK?
     読んで、またアニメみると又楽しいww

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