機動戦士ガンダム00 (3)フォーリンエンジェルス (角川スニーカー文庫 G 7-3)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044736033

作品紹介・あらすじ

新型ガンダムを駆り、過激な武力介入を繰り返すチームトリニティ。皮肉にも彼らの行為が、争い合う三大陣営の連帯感を促進し、国連軍を発足させる。さらにGNドライヴを入手した国連軍は、ガンダムに匹敵するMS部隊を編成し、ソレスタルビーイングの殲滅に乗りだした!必死の反撃を試みる刹那たちだったが、マイスターの一人が、その命を宇宙に散らし-!!大人気アニメの完全小説化・ファーストシーズン、クライマックス。

感想・レビュー・書評

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  • 第一シーズン完結。

    …腕のいい人は、いい機体に乗ってくれよ。

  • 組んず解れずの第一期完結巻。
    アニメ同様に終盤は視点がコロコロと入れ替わる。

  • ファーストシーズンの最終巻。
    あー、トリニティチームも一種のイノベードだったのか。
    コーナーの介入はヴェーダの計画の一環で
    アクセスレベルが最高いくつまでなんだろう。ヴェーダって。

    セカンドシーズン読めばわかるのかな。。。

    量子コンピュータだからVersionUpとかは関係ない?

  • やっと1期ノベライズ読破です。
    最近時間がありすぎたので怒涛の早さで3冊読みました。
    今回が1番良かったですね。
    読み進めてキャラが把握できていたのが大きいと思います。
    このあたりキャラの把握がままならなかったギアスノベライズより好きです。
    (単にノベライズの方向性の違いと思いますが)

    改めて読むと1期は「2期を前提に」作ってるなぁと思います。
    種は「どうしても運命が必要な理由」ははっきりなかったと思いますが、
    00は1期は明らかに前編。
    しかも結末は衝撃的ですね…この結果によって1期では3つに分かれていた
    国家群が、2期では「アロウズ」としてまとまっている。
    アロウズが圧政だったにしても、一応ソレスタルビーイングが示した
    結果の可能性の1つが出ている。
    1期に比べて武力介入がよりゲリラ色を帯びてしまう感じがします。
    しかも2期CBはそれを「自分たちの意思で」決断するのだから凄い。
    でもその立場のほうが自分的には「ヴェーダ」という支柱のある
    1期より好きですね。

    そして、1期最終巻ということで沢山のキャラが亡くなりました。
    トリニティ兄妹はやはり長兄以外にあまり思いいれ出来ませんが、
    彼等も犠牲者なんですよね。
    しかもサーシェスも似た人種でうぜぇ…でもこいつやグラハム君て
    自分の考えがどういうものかを正面から受け止めてる分、何か潔いです。
    やっぱり「妬み」で戦いの種をまいたネーナが1番嫌いかも。
    こいつのせいで(戦いのせいで、とは言い切れない)あんなに甘かったのに
    どんどん距離が広がる沙慈君とルイスちゃんは切なすぎます…
    「バイバイ」が重過ぎました。
    彼らがきちんと着地できますように。

    んでもって、トレミークルー。
    クリスさんやリヒティ君は、当初はトレミーメンバーの中でも人間くさい、
    普通なら当たり前に持っていていい「怖い」といった感情を素直に出せる
    キャラだったので、そんな彼等がフェルトちゃんを逃がし、
    初代トレミーとともに果てる姿は涙涙でした…
    平和、ていうと説教臭く聞こえやすいですが、
    欲しいのは「当たり前の日常」なんですよね…

    ニール君の最後は大泣き。
    縁の下の力もちだった彼、最期はホント「自分の想いのため」に
    死んでいきましたね…そう、どれだけ彼が皆に大事にされているか。
    それを考えると何としても死んで欲しくなかったのに。
    2期の今も彼は皆の中に色々な形で生きていますよね…
    特に登場人物はともかくファンの方の中にもライル君をニール君を
    重ねて見ている(こんなのロックオンじゃない!的な意味で)
    方が結構多いことには驚きました。
    自分は2期から入ったので自然に別人として見たのですが。
    ファンの心にまで影響力をおよぼすなんて凄すぎですニール君。

    アレルヤ君は最終的には「彼」になるんじゃないかっていうのが
    最終決戦に表れてましたね。2つの人格が1つに重なって。
    かなり泣けましたここも…某予告アニメで「第3の人格」て
    ネタがあったのが気になるんですが、その答えがこういう
    「1つになった彼」だといいなぁ。
    彼に希望と絶望を与えた「彼女」との今後も気になります。

    この巻で1番変化とげたのって何といってもティエリア。
    1人称も「私→僕」と変化しましたが、ヴェーダの命令に従う「兵士」から
    自分で考え、行動する「戦士」になりましたね。
    彼に起きた変化が2期で凄く重みを持ってくるんでしょうね。
    とはいえヴェーダからロックオンになったとはいえ、
    いつも心に誰かを置いている彼はいじらしいです(笑)。
    しかし彼のような特殊な存在にもここまで大きい変化をおよぼしたニール君、
    只者でなさすぎだよ!

    刹那の見た夢は衝撃的すぎました。
    彼は切ないほどに生粋の戦士ですが、そんな彼にも「戦いたくない」という
    想いはある、ある意味とても嬉しいことでした。
    戦うことしか知らない彼が、今その「戦いのない=戦う必要のない」
    世界のために戦っている。
    「戦いのない」世界がもし訪れたら、それは彼にとって「未知の世界」。
    彼がどう生きることになるのか、とっても楽しみかも。
    違うのは承知ですがニール君の「変われ」ってこういう意味かも…
    平和な世界で笑える彼になるように…と。

    2期はアロウズ・イノベイターというもろ「悪役属性」なキャラによって
    勧善懲悪にやや近づきますが、
    代わりにCBの関係が結構複雑なものになりますよね。
    (これはヴェーダという「主」がいないことが大きいのでしょうが)
    その変化が展開に及ぼす影響が楽しみです。

    そして2期は戦いを本当の意味で否定している
    (理由はどうあれ武器を持つ・戦場に出るというのは戦いの肯定になってしまう)
    マリナさんがキーになってますよね。
    歌=マクロス、て印象強いみたいですが、実際歌=音楽自体は
    言語・生物の壁を乗り越える力があるので
    (外国語の曲にも聞き惚れるし、動物も気にいる、花も綺麗に咲くなど
    も聞いたことがあります)
    結構ばかにはできないものだと思います。

  •  「機動戦士ガンダム00」のノベライズ。
     ファーストシーズン、トリニティ兄妹と対立するところから最後まで。

     このシリーズ、とてもアニメに忠実なので、やっぱりここでも忠実です。
     ま、それを残念と取るか、どうかは個人の好みなんでしょう。
     
     にしても、小説っていうのは自分で時間を動かせるからいいですね。アニメだと勝手に時間が流れていくけど、小説だとここはじっくり読みたいという部分はゆっくりできるもの。
     という、小説の楽しみを再認識させてもらえる1冊。

     …でもアニメ全部終わってから読んだほうがよかったかも。
     特にセカンドシーズンが始まってこの先を知ってるから、どうしてもテンションがさがる。うん、残念ながら続きを知っててもテンションがあがるというものではないよ。
     も、メディアミックスが常識になってる感があるけど、やればよいというもんじゃなくなってると思うです。はい。

  • あぁ〜 ロック・オン〜(泣)
    読むのが 辛かったッス

  • アニメで見たもののおさらい。
    ロックオンのシーンは泣いた。

  • ガンダム00、ファーストシーズン完結。ロックオン好きなら絶対に買うべき一冊。
    私も00のキャラの中では一番ロックオンが好きなのですが、涙が止まりませんでした。
    まさかこんなに心理描写を書いてくれるなんて…ロックオンだけでなく、刹那や、ライルまでも。これを読むとライルの見方も変わると思います。
    セカンドシーズンに繋がる描写もあり、私は今回も満足でした。
    セカンドシーズンの小説もとても楽しみです。
    とにかく、ロックオン好きなら絶対に買うべきです。

  • ほしい

  • 表紙の兄貴に狙い撃たれた

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