マクロスフロンティア Vol.2 ブレイク・ダウン (角川スニーカー文庫 206-2)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 170
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044738020

作品紹介・あらすじ

自由に空を飛ぶことを求め、そして大切なものを守るため、VF‐25(メサイア)のパイロットとなったアルト。「銀河の歌姫」シェリルは、ギャラクシーに帰る術を失い、アルトたちの通う美星学園へ。そしてシェリルにあこがれるだけだったランカは、歌手への階段の第一歩を踏み出した!何のために飛び、誰のために歌うのか-それぞれの想いを胸に、翼と歌は宇宙を翔ける!!大人気アニメーションシリーズ、ノベライズ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 前巻が非常に分かりやすかったので購入。
    もうこの際挿絵がバトルシーンばかりなのには文句は言わないことにしました。

    んー、でもシェリルの挿絵が今のところ一つもないって・・・。
    そのうちたくさん描いてくれるって信じてますけど!
    ブレラさん登場でますます盛り上がってきましたね!

  • 一巻に続き、多少のアレンジは健在

  • 10.03.04読了。
    小説版は、本編よりも歌舞伎役者アルトについて深く掘り下げている所が好きです。設定をはきちんと使ってこそだと思うんですよね。本編は殆どスルーだったし。

  • アニメと比べるとかなりBL風味?
    ミハエルとアルトのあのシーンも入れて放映してくれれば良かったのに…!

  • どんどん話が進んできたかな。バジュラがじゅじゃうじゃ出てきた。

  • アニメでは分かりにくかった設定が確認できた、というくらい。小説では「歌」が伝わってこないので、この作品の魅力を半減させてしまっている。

  • 一巻から引き続き、節々にちりばめられた艶やかな描写をノイズとして感じてしまう。綺麗なものを望みすぎか。アルトが女形をやっていて、辞めるまでに至る心の動きとしては、正しいノイズであるので、恐らく感情移入しすぎてしまうのだろう。
    やはり文章ということで、アニメには無かった、もしくは読み取り切れないような心象部分が文章化されており、作品世界をより深く楽しむことができる。
    と、ここまで一巻と同じレビュー。

    マクロスは歌と戦闘と戦闘機と絡んだ恋愛がメインで、歌に掛かる比重が非常に大きいと感じる。
    つまり、
    アニメ見てねっ☆

  • ト…トランスジェンダーアニメだったのか!?
    という驚愕の内容を含んだ、マクロスフロンティアのノベライズ版。
    アニメに比べて各キャラの内面の悩みを、おおめに描写しているこの巻だが、いきなりミハエルと会話してたら女アルトが出てきて、心底びっくりした。
    しかも、「男のセックスのための理想型にされたくない!」という衝撃の発言さえ言わせるという。
    …おまえ、本当にヒーローロボットアニメの主人公か!
    女形という公式設定が有るが故のこうした描写になるのだが、ここまで「少年のための」アニメであったはずのロボットアニメの主人公に女性ジェンダーかぶせたことには、かなり驚きを覚える。
    「後天的」トランスジェンダーだったんですね、アルトは。
    あ〜というかずるいな〜ここまでいわれると女としては、共感覚えずにはいられないし、でもあくまで、「絶対にそうはなれない」少年だしな〜
    女にとっては、かなり精神的に快い主人公なのである。

    で、その一方、「男の理想型」の部分をある程度担う、アイドルを目指すランカがいるわけで。
    そういう志さえあれば、立派なジェンダーアニメになる可能性があったのである。マクロスは。
    おそらく、そういう風にねらっていたスタッフはおそらくアニメ制作陣にはいないと思うので、この小説がどういう風にころぶかは、ちょっと注目。

    けっこう前に読了。

  • この第2巻では、TV本編の8話から14話あたりまでをノベライズ化。
    超時空シンデレラ・ランカちゃんデビューの12話ですよ。キラッ!☆

    劇中では明確に語られなかったアルトの『役者』への拒絶の理由や、クランの生物学者としての活動、ピクシー隊のあの娘に婚約者がいたりとか、御蔵入りしてしまった数々の設定を掘り下げてくれています。

    そしてメカ好きの私としては、前巻同様、VF−19やVF−22が活躍してくれたこと。
    TV本編では一切出番ありませんでしたからね。この機体達は。
    統合軍・サジタリウス1として、VF−171EX ではなくAVFのこれらを使えば、ラストでアルトが被弾することも・・・
    となると、本編でのような受け渡しは出来ないし・・・悩みます。

    なおガリア4での終盤テムジンとの戦闘シーンがアニメ本編とは大幅に違いますが、劇中でも矢三郎に言われているように、アルト自身はどこまで行っても役者なんだな。と感じさせられる立ち回りでした。

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