この世から苦手な人がいなくなる

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  • 中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046000569

作品紹介・あらすじ

できる人はなぜ人の「好き嫌い」がないのか?人間関係は「努力」ではなく「法則」で解決する。人間関係の「ストライクゾーン」を広げる技術。4万件を超える営業活動で磨き上げた、究極のコミュニケーション理論「ソーシャルスタイル」の思考法。

感想・レビュー・書評

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  • チェック項目10箇所。コミュニケーションがうまくいかないときは、「相手だけ」に問題があるわけではありません、相手のタイプを見極められない「あなたにも」問題があります。そうはいっても、「相手のタイプに合わせるのはむずかしい」という人もいるでしょう、相手が苦手なタイプだと、「合わせたら負けだ」と思ってしまいがちです。相手のルールに従いながらも、自分の成し遂げたい目的はブレずにやりきる、つまり、ソーシャルスタイル思考は、相手とのコミュニケーションをうまくとりつつ、同時に自分の目的も達成する方法なのです。嫌味攻撃への正しい対応は、ニコッと笑って「ハイッ!」と答える、過剰反応をせずに、それ以上、何も言わない、これに尽きます。言うことがコロコロ変わる上司の思いつきには、「共感」を示すだけにとどめて、スルーするのが正しい対応です、「面白そうですねぇ!」「そんなことを思いつかれるとは、さすがですねぇ」などと答えれば、相手は満足します。「何のことだっけ?」と言う人は、嘘をつこうとしているわけではありません、「忘れている」ではなくて、「薄れている」ととらえるほうが賢明です。「なんで?」と言うほうは、いじめようと思っているわけではありません、納得できていないので、提案の「根拠」を知って、納得感を得体だけなのです。沈黙は、頭の中で情報を整理している時間、無言による沈黙は、頭の中で情報を整理し、自分なりの解釈を導くための「発酵」の時間です。ノリが悪く見える人への正しい対応方法は、「人にはさまざまなノリや楽しみ方がある」という前提で付き合うことです。

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著者プロフィール

(株)らしさラボ 代表取締役
株式会社らしさラボ代表取締役。1991年リクルートグループ入社。法人営業職として従事。プレイヤー部門とマネージャー部門の両部門で年間全国トップ表彰4回を受賞。累計40回以上の社内表彰を受け、営業部長、(株)フロムエーキャリアの代表取締役を歴任。2011年、研修会社(株)らしさラボを設立。リーディングカンパニーを中心に年間200回を超えるセッション(営業研修、営業リーダー研修、コーチング、講演)を行っている。実践的なプログラムが好評で、リピート率は9割を超え、その活動は『日本経済新聞』『日経ビジネス』『The21』など多数のメディアで紹介されている。Webラーニング「Udemy」でも営業スキル、リーダーシップ、時間管理などの講座を提供し、ベストセラーコンテンツとなっている。

「2023年 『やる気ゼロからフローに入る 超・集中ハック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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