5年で売上2倍の経営計画をたてなさい

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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本棚登録 : 101
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046000972

作品紹介・あらすじ

たとえ「いま」儲かっていても、5年後に会社が潰れたら、意味がありません。時代は、必ず変化します。潰れない会社をつくるには、長期事業計画をつくり変化を予測し、将来の危機にいまから手を打たねばならないのです。

感想・レビュー・書評

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  • vol.239 これまでと同じやり方では結果がでない。時代の変化についていく方法とは?
    http://www.shirayu.com/news/2014/

  • ・敵はライバル会社ではなく、時代の変化。

    ・長期(5年)経営計画は、見切り発車で作成し、毎年修正する。

    ・会社で行う新しいチャレンジ:
     1)新規顧客の獲得
     2)商圏の拡大
     3)新規事業の開始
     4)M&A
     5)事業の撤退

    ・人、お金、時間に余裕があるときに、新規事業を始める。

    ・率ではなく、額で考える。

  • 中小企業にとって、
    目の前の利益を確保することも
    ままならない状態で、
    長期的な視点で考え、動くことは
    なかなか難しいものです。


    本日ご紹介する本は、

    長期事業計画をつくり、環境の変化を予測し、
    将来の危機に事前に手を打つための
    考え方を示した1冊。


    ポイントは
    「新しいやり方」

    今までと同じやりかたでは、会社は成長しません。

    長期的に安定させるためには、
    今までのやり方を常に変えることが必要。

    5年で売り上げ2倍の目標を設定すると、
    今と同じやり方ではムリなため、
    新しいことをはじめるしかありません。



    「常に新しいことをやる」

    追い込まれてから、新しい事を考え、
    やり始めても、たいていうまくいきません。

    新しいことは、必ず上手くいくわけではなく、
    結果がでるまで、時間もかかるからです。

    新しいことが、うまくいくかどうかは別にして
    うまく言っている時、追い込まれる前に、
    新しいことをやり始めることが重要です。


    「お客様の数」

    いままでは、高額な商品も売れましたが、
    これからの時代は、高額なものは売れにくくなっていきます。

    高額なお客様を探すことも大事ですが、
    1万円を使ってくれるお客様の数を
    増やすことの方がより重要です。


    「M&A」

    M&Aはやったほうがいい。

    「時間」と「お客様」を効率良く買えるからです。

    M&Aとは言わないまでも
    異業種の企業とコラボできると
    効率良く時間やお客様を共有することが可能です。


    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    「5年で売り上げ2倍」の目標を設定すると、「新しいこと」をはじめるしかない
    追い込まれてから新しい事を始めてもうまくいかない
    経営は「仮説をたてて、実行し、検証して、観察する」ことが大切
    これからの時代は、1万円使ってくれるお客様の数を増やすのが正しい
    M&Aはやったほうがいい=「時間」と「お客様」を効率良く買える
    長期事業計画をつくって、「鉄砲を売る会社」から「弾を売る会社」にシフトする
    商品やサービスを提供するのは人=人を戦力化するのが正しい
    たくさんのことを教えるより、ひとつのことを繰り返し教えることが大切
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 5年で売上2倍の「経営計画」を決定する
    第2章 5年で売上2倍の「事業計画」を決定する
    第3章 5年で売上2倍の「基本」を決定する
    第4章 5年で売上2倍の「利益計画」を決定する
    第5章 5年で売上2倍の「要員計画」を決定する
    第6章 5年で売上2倍の「設備・資本計画」を決定する
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02w.seesaawiki.jp/f/2/fujiit0202/ee5ca016f1d1304d.png
     

  • 非常に基礎の基礎を記している。経営者ではないがこういった感覚は役付き者にも当然持ち合わせてもらわねばならない。

  • 2014.04.22

  • 「社員教育にお金をかけすぎて、倒産した会社」は、1社もありません。p123

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著者プロフィール

小山昇(こやま・のぼる)
株式会社武蔵野代表取締役社長。1948年、山梨県生まれ。東京経済大学卒業後、1976年に日本サービスマーチャンダイザー(現・武蔵野)に入社。一時期、独立して自身の会社を経営していたが、1987年に株式会社武蔵野に復帰し、1989年より社長に就任。赤字続きだった武蔵野を増収増益、売上75 億円(社長就任時の10 倍)を超える優良企業に育てる。2001年から同社の経営の仕組みを紹介する「経営サポート事業」を展開。現在、750社超の会員企業を指導し、450社が過去最高益、倒産企業ゼロとなっているほか、全国の経営者向けに年間240回以上の講演・セミナーを開催している。

「2023年 『「儲かる会社」の心理的安全性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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