- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046003317
感想・レビュー・書評
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「A4一枚」仕事術
著:三木 雄信
中経の文庫
現在のビジネス環境は、大きく分けて3つの面で急速に変化しています
①インターネットの普及に伴う製品のサービス化
②会社と会社との関係の変化
③職場環境の変化
なぜA4、1枚で十分なのか
・マジックナンバー 7±2 管理できる部下の数は5,6名 ⇒ 人間は、1度に、A4以上の情報処理はできない
A4に記載すべきこと 目的、するべきこと、期限を明確にすること
⇒目的を達成するためのA4ではなく、議論をすることを目的に用意すること
A4上で使えるフレームワークの紹介
■A4:時間&仕事管理
・スケジュール管理(月次、週次)
・ロスタイム割り出し 入れるべきではないこと、集約できたこと、人に依頼できたこと、人と相談して短縮できること
・優先順位割り出し 重要か否か、緊急か否か
・安眠
■A4:思考力強化
・フローチャート
・業務フロー図
・品質管理:魚の骨
・モジュール化シート
・ロジックツリー
・マトリックシート
・デジションツリー
■A4:アイデア 企画力強化
・アイデアかけ算シート、KJ法
・コンセプトシート
・ホップ、ステップ、ジャンプシート
・ブレーンストーミングシート
・オズボーンのチェックシート
・発想チェックシート
・アイデア具現のための3角シート
■A4:文書力、話術、勉強術
・報告書
・プレゼンテーション・プロットシート
・スピーチシート
・ストーリー化シート
・交渉力シート
・語学力アップ事前対策シート
・ローリング学習シート(学習予定表)
・3分割読書シート
■A4:会議術
・会議収集通知
・会議目的、議案シート
・会議ルールシート
・会議席シャッフルシート
・速攻議事録
・議案提案シート
・会議フィードバックシート
■A4:マネジメント
・計画セルフマネジメント
・業績セルフマネジメント
・目標分析シート
・伝達・業務マネジメントシート
■A4:ライフサイクルマネジメント
・人生計画シート
・10年計画シート
・年間計画シート
・1日ルールシート
・ロールモデルシート ⇒ 見本となるべき人を書く
・人間関係密度シート ⇒ 自分を中心とした人間関係を図化
目次
はじめに
プロローグ―仕事ができる人は「A4一枚」を使いこなす
1章 「A4一枚」でビジネスライフを充実させる―時間&仕事管理術
2章 「A4一枚」で考える力をつける―思考力強化法
3章 「A4一枚」でアイデアを生み出す―企業力強化法
4章 「A4一枚」で書く・しゃべる力、勉強法を身につける―文章力・話術&勉強術
5章 「A4一枚」で会議を取り仕切る―会議術
6章 「A4一枚」で人の心を動かす―リーダーシップ強化術
7章 「A4一枚」で人生の波を乗り切る―ビジネスライフ計画術
文庫版あとがき
ISBN:9784046003317
出版社:KADOKAWA
判型:文庫
ページ数:214ページ
定価:600円(本体)
発売日:2014年10月28日第1詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
○A4一枚でパーソナル・ビジネスソリューションできる!
最近上司からの業務指示で、「A4サイズ一枚にまとめること」と言われることが多い。そんな短いサイズでは報告できないよ!なんて思っていたものだが、書いてみるとなるほど1ページにまとまると資料のめくりもないし、パッと見て何が要点か(もちろんわかるように書かないといけないのだが)わかりやすい。
この本にはそういうことが書いてある。
すべて「A4一枚」だ。
・月次・週次の予定管理
・タスク管理
・プロジェクトのフローチャート、ロジックツリー、マトリックス
・アイデア、コンセプト、新しい発想のブレインストーミング
・会議の招集、議事録
おまけに、文章力・話術・勉強術・セルフマネジメントにも活用が可能などだという。
ダラダラと考えがちな我々ビジネスマンにとっては目から鱗。
ただしすぐ誰しもが取り組めるかというと、そうではなさそう。
社内文書の改革をしないと取り入れられないアイデアもあるので、採否は判断すべきこともあるのだが、アイデアをツリー形式でA4一枚にまとめることや、出張報告書、などはすぐにできそうだ。
やや頭の中が詰まり気味なビジネスパーソンは少し取り入れてみるとよいだろう。 -
読了しました。
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【理由】
タイトルが目についたから
【まとめ】
A4一枚で考えをまとめたり、仕事を整理したりする方法がまとめられていた
【アクション】
物事を考えたり、整理したりする上でA4一枚にまとめられるくらいにシンプルに要点を整理してまとめる -
月次/週次でスケジュールをまとめておく。
優先順位割り出し。緊急度と重要度の2次元で考える。
重要度は高いが、緊急度が低いものをブレイクダウン、細分化しておく。
今日できること。明日以降できること。これらを書くことで安眠を確保する。
論理を一枚にまとめる。結果と原因。目的と手段。全体と部分。でまず考える。
結果、目的、全体を基点に、原因、手段、部分を枝分かれして考える。
ポイントは漏れなくダブりのないこと。またあまり細かく分岐させないこと。
紙に書き出すことが重要。
自分の目的に合うフォーマットを真似する。