米国製エリートは本当にすごいのか? (中経の文庫 さ 21-1)
- KADOKAWA/中経出版 (2014年9月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046010414
作品紹介・あらすじ
米国で学んだエリートをありがたがる傾向は強いが、彼らは本当にすごいのか? 東洋経済記者(のちに東洋経済オンライン編集長)が「米国製エリート」の強みと弱みを徹底分析。日本に必要なエリートの姿に迫る!!
感想・レビュー・書評
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アメリカの主要大学では、大学4年間で修行僧のように勉強する。
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国際政治、安全保障、インテリジェンス分野におけるプロフェッショナルの層の厚さは圧巻。大学などのアカデミズムの世界において、国際政治や地域研究の専門家は相当高いレベルの研究をしている。
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前半は著者のスタンフォード留学雑記。中盤以降は著者の眼から見た米国論/日本人論/政治・経済論(2011年時点)。色々なことを盛り込みすぎているが、個々のチャプターは短いので飛ばし読みが容易にできる。歴史を回顧することの重要性を説く箇所で、ベトナム戦争当時のマクナマラ元国務長官が後年ベトナムへの軍事介入や増派を決断したことを反省している一方で、瀬島龍三について「敗戦の教訓を語ることなく、伊藤忠の会長に至る成功伝のみを語り、歴史に対する責任を放棄している」との指摘をしており、新鮮な視点とかんじた。著者は、経済ニュースキュレーションサービス「Newspick」の編集長。1979年生まれ。
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参考になる。
が、筆者が留学していた時代の事柄なので、
どこまで現在と合致するか未知数。 -
4〜5