経済のニュースが面白いほどスッキリわかる本

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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本棚登録 : 49
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046012623

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  • 第1章 経済学
    効率と衡平性

    第2章
    ○景気の良し悪し
    景気動向指数、日銀短観
    ○豊かさ
    ①国富(ストックの観点)、②国民所得(フローの観点)
    ○①国富=ある時点における国の正味の資産の総計=国内非金融資産(土地、工場とか)+対外純資産
    プラスとマイナスで相殺されてしまう金融資産は含まない
    ○対外純資産=ある国が海外に保有する純資産
    日本は圧倒的に1番
    ○日本の国富は減少している、原因は地価の減少
    ○ストック(ある時点)とフロー(一定期間)
    退職したばかりのお父さんと就職したばかりの息子
    お父さん→ストックレベルで豊か
    息子→フローレベルで豊か
    ○②国民所得=一定期間内における付加価値の合計
    付加価値のカウントの仕方
    国民総生産(GNP)=総生産額-中間
    国民純生産(NNP)=GNP-固定資産消耗分(減価償却費)
    国民所得(NI)=NNP-間接税+補助金(これは狭義の国民所得、逆に今までのは広義の国民所得)
    国内総生産(GDP)
    ○GDPについて
    GNP→誰が?→国民、GDP→どこで?→国内
    かつてGNPが主流→グローバル化に合わない→GDP主流
    ○GNP廃止→国民総所得(GNI)誕生
    ○三面等価の原則
    ○GDP→為替相場による
    ○新たな「豊かさ」の表現→国民純福祉(NNW)

    第3章
    ○「信用創造」という仕組みがすごい
    金利とは、お金のレンタル価格
    ○マネーストック=ざっくり現金と預金全部のこと
    ベースマネー=マネーストックの基礎=現金と日銀当座預金残高
    ○3大金融政策
    ①公定歩合操作
    ②公開市場操作
    ③支払準備率操作

    第4章

    第5章
    国債
    ○国の借金が増えると
    ①将来世代の負担増
    ②財政の硬直化
    ③クラウディング・アウト
    ○乗数効果 財政支出が支出額よりも大きな効果をもたらすこと
    ○財政破綻 国家として債務不履行(デフォルト)
    IMF

    第6章 年金

  • インフレを目の敵にする人々(特にマスコミ、教師など影響力のある人)に読んで欲しい。なんだかんだでデフレが一番まずい。

著者プロフィール

駿台予備学校講師。
1973年生まれ。大阪府出身。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。法学、文学(哲学)、社会学の各学位を持ち、憲法学、政治学、哲学、政治思想史、経済理論を幅広く研究。現在、駿台予備学校など首都圏の大学受験予備校で、「倫理」「政治・経済」「現代社会」「倫理、政治・経済」の各講座で受験指導しているほか、映像講座「駿台サテネット21」で「倫理、政治・経済センター試験対策」の講座も担当している。
著書に、『センター試験 現代社会の点数が面白いほどとれる本』『センター試験 倫理の点数が面白いほどとれる本』『日本の大問題が見えてくるディープな政治・経済』『経済のニュースが面白いほどスッキリわかる本』(いずれもKADOKAWA)などがある。
哲学とクラシック音楽とアクション映画と家族を愛している。

「2017年 『学びなおすと倫理はおもしろい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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