男の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方 (中経の文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046013484

作品紹介・あらすじ

男の子のわんぱくは社会を渡り歩く土台。この芽を摘まないこと。6歳までに基礎ができれば、大人になって自立する! 20年間で12,000人の子どもをみてきた著者が男の子に合った育て方を教えます。

感想・レビュー・書評

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  • 0〜6歳まで年齢別に男の子の育てていきたい心について書いてあります。
    誕生日を迎えた時に、次の年齢のページを参考程度に読むようにしている本です。
    「来年こんな姿になっていて欲しい」と何とな〜く見通しをもちながら子育てができたり、日々の声かけのヒントをもらえたりするかなと思います。

  • 息子が2歳7ヶ月なので、3歳までの章を読んでみました。
    モンテッソーリ本をいくつか読んだので特に新しい内容はなかったけど、問題解決のためのサポートについてはいい学びを得られたと思います。

    最後まで読んだわけではないけれど、
    どうしようもなく気になったのが「父親」の不在。

    ママとの関わりが〜
    ママからの働きかけが〜
    ママの言動が〜

    と母親ばかりが出てきます。
    イラストもほとんどが「ママと子ども」

    子育ては母親がやるもの、育児は女の仕事、
    と言う悪しき慣習を助長するような気がしてなりません。

  • 【電子書籍】
    ・冒険心を育む。だめと言いすぎない。
    ・男の子はやる気をくじかれやすい。
    ・「ダメ」ではなく、痛いよ、危ないよ など。
    ・やり方を教えず観察する。
    ・夢中になっているときは叱っても耳に入らない
    ・集中力は2歳ごろに発達する

    ・3歳で自立させる、やってみたい思いを叶える
    →意欲のある子
    ・失敗させて自分で処理させる →責任感が育つ
    ・汚さないで→汚れたら自分で洗ってね
    ・けんかは両方が納得いく方法を考えさせる
    ・繰り返し(共感)で感情をコントロール
    →自分で痛みを消化できるようになる
    ・感情的に怒ると自己肯定感が低くなり依存心
    →叱る=特定の行為を改善するよう冷静に

    ・4歳は我慢する心
    ・わがまま=成功法則 根負けしない
    ・少し待てば要求は叶うと示す
    →いいよ+具体的な日時・回数
    ・ルールを決める 守れたら褒める
    ・自分で乗り越えるための解決策を教える

  • 0歳から3歳くらいまでは、人間という動物を飼うイメージ。野生の狩猟本能刺激して育てた方が良さそう。4歳からは部下を育てるイメージ。会社の新人教育資料を見ているよう。

  • 第一子が男の子なので、はじめての育児で色々な本を探して読んでいました。読んだ後は、色々な気づきと反省があったりしましたが、日々目まぐるしく育児家事仕事と過ごしているうちに、子供との接し方で悩むことがあるので、忘れた頃に読み返して、再認識しようと思います。

  • 0~6歳までの育て方が、年齢によってそれぞれ詳しく紹介されてあったのて、とても参考になった。
    ・学ぶ力(好奇心、やる気、集中力)
    ・社会を生き抜く力(自立力、我慢、思いやり、自信)

    体を動かして体幹を鍛えることで集中力が身に付くとか、集中していることは思いっきりさせてみるとか、実践したいと思える内容が多くあった。
    声かけに関しても、今日の服かっこいいね。とか何気ない会話をするのは本当その通りだなと。(特に普段あまり会話をしていないパパさん)

    ○○はどうだった?など、突然言われても子どもはなんて答えたら良いか分からないらしい。普段から会話を増やすことで、子どもが自ら色々教えてくれるようになるのだそうな。
    会話が大事というのは、仕事でも同じだなぁと。大切にしたいことだなと改めて感じました。

  • 育児に正解等ないのかもしれませんが、それでも過去のお母さんたちの経験を読みたくなります。

    今回もそんな気持ちがきっかけで読んだ本です。
    内容としては0-6歳までの子供との接し方が書いています。
    アグネス先生の本はどちらかというと子供の年齢に意識していませんでしたが、こちらは意識して書いたので、イメージがつかみやすかったです。

    <以下自分の備忘のためのメモ>
    ・0歳:好奇心 →楽しい:スキンシップ、色合いのおもちゃ、自然のにおい
    ・1歳:やる気 →できた:ダメをいいすぎない、ハイハイをさせる
    ・2歳:集中力 →わかった:興味あることをやらせる、手伝って、助けてという言葉を教える
    ・3歳:自立心 →やってみたい:交渉力をまなばせる、失敗した際の後始末を教える、責任をおぼえさせる
    ・4歳:我慢する心 →がんばる:ルールを作る、要求にはまず「いいよ」を言う
    ・5歳:思いやり →ありがとう:挑戦させて悔しい思いをさせる、心をこめてありがとう、ごめんなさいを言う
    ・6歳:自信 → やりぬいた:愛しているこを繰り返し伝える、抱きしめる、出来ることを信じる

  • ・女の子と比べない、ゆっくり成長する
     (12歳までに追いつく)

    ・出来るだけ禁止せずやらせる、失敗して経験
     させる、失敗しないと学べない
    ・やる気の芽を削ぐとはじめから諦めるようになる
    ・2,4,5歳はすごく手がかかる(初反抗期、自立心の
     芽生え、我儘強まる)けど母の頑張りどころ
    ・学ぶ力、社会を生き抜く力を身に付けさせよう
     ・学ぶ力:0-2歳で育つ好奇心、やる気、集中力
      が基になる
     ・生き抜く力:3-6歳で育つ自立心、我慢、
      思いやり、自信が基になる

    ・子育ての7つのステップ
     0歳:楽しい体験をすることで好奇心育つ
     五感を刺激しよう(抱っこ,話しかけ,表情豊かに
     接する,自然の匂いを嗅がせる,色のハッキリした
     おもちゃ)→後に好奇心として現れる
     1歳:できたという体験をすることでやる気が育つ
     強制するとすぐやる気が削がれる(ちょっとした
     成長を認める、駄目を言い過ぎない、危ない痛い
     を伝える、遊び方を観察、夢中な時は見守る)
     2歳:分かったという体験をすることで集中力が育つ
     気が散りがち(自然で自由に遊ばせる、興味のある
     ことをやらせる、一人遊びは見守る、寂しい
     悔しいを教える、手伝って助けてを教える、
     走る転がらせる運動をする)
     3歳:やってみたいという体験をすることで
     自立心が育つ
     本来自立好き、責任の取り方を教える(自分でやる
     と言ったらやらせる、喧嘩の解決で交渉力を
     学ばせる、失敗したら後始末を教える、自己処理
     させて責任感育てる、言葉を繰り返す、心を
     傷つける叱りはNG)
     4歳:頑張るという体験をすることで我慢する心が
     育つ
     特に意識して教える必要アリ(話し合ってルールを
     作成、ルールを守らせる、破ったら静かに諭す、
     やり遂げるまで見ててあげると言う、要求はまず
     いいよと言う、因果関係を会話の中で教える)
     5歳:ありがとうと言い合える体験をすることで
     思いやりが育つ
     人の助言や指摘苦手、人の痛みを知る必要アリ
     (苦労経験により他者への労りが生まれる、悔しい
     体験をさせる、乱暴な子はごっこ遊びさせる、
     心からありがとうごめんなさいを言う、大人も
     間違いを認める)
     6歳:やり抜いたと思える体験をすることで自信
     が育つ
     挑戦するの得意(貴方は誰かに愛されてる?と
     聞く、出来ることを信じてあげる、あなたは駄目と
     決して言わない、父が関心を示す言葉をかける、
     迷ったらとにかく抱き締める)


    ほぼ第4章終了までオーディブル済。
    何歳になっても根幹は同じで、やって失敗して学んでもらう。センシティブなので強い言葉はかけず、やる気を削がないよう極力見守る。"ダメ"は言わない。
    性差を意識した文が多いのが少し気になった。。

  • 怒られても、すぐに忘れる生き物。

    楽しい方へ、と進んでいくので
    即叱っても、内容は右から左。
    これはこれですごいと思いますが
    24時間教育せねばならない母親は、非常に大変。
    そんな大変さがちょっとでも楽になる…やも??

    理由をちゃんと言いましょう、とありますが
    聞く耳を持つ子に、まず育てないといけない、かと。

  • 幼児期の子育てについて、年齢別に身に着けるべき素養に絞って書いてあり分かりやすい。

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著者プロフィール

幼児教育者。一般社団法人日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。20年にわたり、講演・作家業をメインに多動症・不登校の克服、giftedと呼ばれる子ども達の心のケアなど育児・教育の専門家として約2万人の親子と関わる。『男の子の一生を決める0~6歳までの育て方』(KADOKAWA刊)ほか著書多数。『3ぷんでねむくなるえほん』(発行:東京ニュース通信社 発売:講談社)では、監修を担当。

「2022年 『ぼくのトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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