いつか別れる。でもそれは今日ではない

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著者 : F
  • KADOKAWA (2017年4月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046020116

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いつか別れる。でもそれは今日ではないの感想・レビュー・書評

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  • ツイッターでたまに目にするこの人の感性が好きで、本になるということも知って、それで読みました。
    人間関係や、恋愛や、生き方などなど、つれづれなるままに語られています。
    人生は絶望であることを完璧に受け入れた飄々としたスタンスはどこか村上春樹小説の主人公のようでもあったし、斜に構えたようなクールな一面はしょせんライトノベルの定型化した主人公のようでもあった。
    っていうかこんな文章、酒にべろんべろんに酔ってなければ書けなくない!?ってほど自己陶酔で満ち満ちている。
    でも最後までついついページをめくってしまうのは、私自身のなかにも彼だか彼女だか知らないけどこの著者に似た部分があるのを明らかに自覚してるからなんだよなぁ。

    好きだと思ったのは、「ご機嫌に生きる以外私たちには大した義務などない」というのと「信じたい嘘を信じて生きる」ということ。
    それと「いつかは別れる、でもそれは今日ではない」ということ。

  • タイトルも素敵だし、中の言葉にうんうん頷くとこもある。
    けど読後の違和感。著者の頭の中でだけ完成してるんだなって思う。

    本を書くとか映画を製作するとか、今私が書いてるこの文章ですら、
    誰かに何かを伝えたいと思って書いてるし創るものだと思う。
    相手にストーリーが伝わってから、そのうえで、余白の部分でそれぞれの感想や意見が生まれるんだと思う。

    だけどこの作品に関しては、その余白が多すぎたように思う。
    伝わる前に、投げられて、それでさっ っていう印象。
    良いとか悪いとかじゃなくて、凄く閉鎖的に感じられた。

  • たしかに癖はある。
    癖があるからこそ、読む人を別世界へいざなってくれる。人によっては中毒性もあるんじゃないだろうか。全てに共感は出来なくても、間違いなく読む人の価値観の一つや二つ、これからの生き方が変わる本。
    自分にはなかった美学をこれでもかってくらい、魅せられた。人を見る目が変わった。
    あざした!

  • 紀伊国屋新宿本店で購入。恋愛エッセイでありながら、恋愛の限界を語った反恋愛エッセイ。しかし本書のエッセンスは恋愛だけではありません。人間関係論、青春論、教養論、そして日常でふとこぼれ落ちてしまうような風景を集め、若い世代が抱える悩みやアンビバレンスに優しく寄り添う、非常に稀有なエッセイでした。ここ数年エッセイから離れていましたが、こんなにも多岐にわたるジャンルで人間を見詰めた本は初めてでした。エッセイジャンルにしてしまうのがもったいないほど、分野横断的で独創性のある本です。
    もともと著者のツイートが好きでしたが、この本でもすべて綺麗事抜きの本音本質が語られており、あくまで十代二十代の世代に向けて、個別の悩みへの現実的な対処法が語られています。一部極論では、と思えるような内容ですら、その文体で説得力を構築してしまうので、内容に好き嫌いはあるかもしれません。
    共感できる内容から辛辣な内容、笑える内容から切ないことまで、まさに怒涛の内容で、あっという間に巻末に辿り着いてしまいました。決して前向きな内容ではありません。巷のポエムめいたものとは、まさに対極にある冷たい内容です。しかし読後にはどこか自分というものを全肯定されたような、暖かい感覚が押し寄せてきます。
    まさに夜に読むのにぴったりの本でした。

  • 両手いっぱい、淡い色とりどりのビー玉を東京の夜景に放り撒いたような読後の充実感。論理的さでな無く、口語文学的に言葉を武器にする人種がこの世にはいる。こんな人達の瞳を通し見えた世界を美しい言葉で紡ぎ表してみたいものだ。

  • 自己満足感の漂う文体。自分を見ているようでなんだか。

  • 請求記号:914.6||F 11
    資料ID:W0187416

  • 男性側から見た恋愛エッセイは初めて読んだので、ナルシスティックな言葉が新鮮で面白かったです。
    見た目以上の中身でなければならない、とか、言葉より行動、とか、ご機嫌に生きるのが大人の義務、だとか、共感できる言葉がところどころに出てきました。
    一冊の本で何かのメッセージがあるというよりかは、様々な大きさ、色のメッセージがコロコロと並んでいる印象。軽く読めますが、読んだ後の達成感には乏しかったかなと感じました。

  • タイトルに惹かれて。作者が文章の美しさ、言葉の組み合わせみたいなものを楽しんでいるのが感じられる本だった。でも何度も同じ表現や例えが出てくるので、後半はこれ気に入っているんだろうなとか少し冷めた態度で読んでしまった。
    後半になるにつれて詩的な文章というよりは本音というか、少し地が出た言葉遣いになってる気がして、その方がすいすい読めるし人柄が感じられてよかった。
    ところどころ引用みたいな表現があってそこはちょっとクサイなと思った。
    新宿はそれでも豪雨が降る
    百万回死んだ猫のように

  • 2017/10/22
    コジレ気味な女子
    恋愛に関する名言(?)あり
    共感できる部分ももちろんあるが、
    だいぶコジレてる感があって読んでいて疲れた。
    筆者の中では完結してるんだろうなぁ。



    以下、本文より
    ****************************************
    ふたりは、ふたりきりであればいい。
    そうして誰も知らない夜に、知らない所で、誰も理解できない台詞でクスクスしたり貶し合って、誰にも言えないことをふたりですればいい。
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    会いに来させたいのは愛、会いにいくのは愛。
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いつか別れる。でもそれは今日ではないの作品紹介

すべての大人の夜に


真夜中が、寂しくてよかった。
なにかに悩んだり、なぜか眠れない一人の夜、ふと読みたくなる一冊。

どんなに好きなものも、愛している人も、いつか別れてしまう。
なんどでもそのことを忘れてしまう。だから、なんどでも思い出さないといけない。

Twitterフォロワー数13万人超の「F」がつむぐ、寂しいと言えなくなったすべての大人のためのエッセイ。


1章「恋愛講座、もしくは反恋愛講座」では、女と男・愛・セックスをメインテーマに、
好きという気持ちとは何か、見た目と中身どちらが大切か、色気についてなどエッセイ16篇を、

2章「優等生の皆様、不良の皆様」では、より良い人間関係とはなにかをメインテーマに、
友達がいない人、人たらしな人、嫌いな人、コミュニケーション能力についてなどのエッセイ14篇を、

3章「寂しいって言って」では孤独・嫉妬・自信・感性など、自分との向き合い方をテーマに、
10代・20代の背中をそっと一押しする、ちょっと切ないエッセイ14篇を、

最終章「恋愛を越えろ、夜を越えろ、永遠を越えろ」では片思い・失恋・結婚などをテーマに、
本当に大切な人との向き合い方を綴った独自のエッセイを21篇収録。

計65篇のほのかに温かく、絶妙に鋭い文章がすっと入ってきます。

読み終わった後、二人の時間も、一人の時間も、今よりきっと、愛おしくなる。

いつか別れる。でもそれは今日ではないはこんな本です

いつか別れる。でもそれは今日ではないのKindle版

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