世界最高のリーダー育成機関で幹部候補だけに教えられているプレゼンの基本

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046020253

作品紹介・あらすじ

会議でのプレゼンが苦手だ、自分の企画が通らない――こんな悩みを解決する方法は、とてもシンプルです。
GE(ゼネラル・エレクトリック)の研修機関=クロトンビルにおけるプレゼン研修のマスター・トレーナーとして
活躍する著者が「プレゼンの基本」を紹介。

重要なのは徹底的に「簡潔さ」を追求すること。

それだけで、「人を動かす」「仕事スピードを上げる」「評価を高める」を最速で実現できる。

感想・レビュー・書評

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  • プレゼンの質を1段高くするためのヒントを教えてくれる本。本書は、質の高いプレゼンの要件が多数説明されている。「手元の資料として後から読んでもわかる資料になっていないといけない」ことへの根本的な批判や、質疑応答の後に、コアメッセージを繰り返して結びとすることの重要性など、読んでいて学びはあった。しかし、本全体が体系的にまとまっている印象を受けないことや、私自身の周囲の、できのわるいプレゼンを改善するヒントは得られなかったことが残念。プレゼンの基本的な土台がまとまった体系的な本を見つけたい。

  • プレゼンの基本を4つのプロセスにて説明されとても分かりやすかった。また、各章ではどのように実践すべきかを表や図で示されており、実践向け。

    ①至りがちなパワーポイントの作り込みに依存せず、誰に・何を・どのように伝えるかがポイント

    ②プレゼン=簡潔✖️明瞭✖️情熱

  • プレゼンのプロセス
    ①聞き手の分析②メッセージ構築
    ③スライド構成④伝え方の工夫
    プレゼン=簡潔×明瞭×情熱
    聞き手=自分にとってどういうメリットがあるかに最大の関心。
    プレゼンの目的を最初に言う。(共有or提案)
    最初の1分を有効活用
    プレゼンの最後に次のステップと課題を述べる

  •  本書は、プレゼンの極意がまとめられている本となっている。テクニックの話が豊富に語られており、とても興味深かった。例えば、プレゼン全体を横、縦に3分割にしたグリッド線を引き、その中心に画像の中心が来ると見映えがよくなるといった内容も紹介されていた。
     個人的に自分が実践したいことは、スライドは極力シンプルにすることである。1スライドに1メッセージを意識する。これにより、何を伝えたいのかが明確になり、結果聞き手に優しいプレゼンになる。研究発表を主としていた頃は、スライドにメッセージをたくさん詰め込み、内容をあまり理解していなくてもスライドを読むことで乗り越えられていたが、今後はそれではいけない。シンプルにした分、こちらがきちんと理解をして話に尾ひれを付け加える必要がある。
     本書は、プレゼンに対する意識を変えさせてくれる一冊であった。

  • ===読んだ動機===
    20200217 書籍執筆の参考にと思った。実は以前にも読んだことある本。
    201810-201903に社内のプレゼン改良活動をしていて(当初デザインをよくする方針だったが伝え方の方にシフトさせられた)、皆の知識をまとまった情報に基づいて近づける目的で、11/6に12冊を回し読みするWSに使った(大変使いやすかった)。5分/冊で1分で付箋にまとめるのを4冊。6人でやって25分ほど。その後、その付箋を20分位で共有してグルーピングするという流れ。ただWSには向かなかった(文が多いため)。

    ===どの部分を読んだか(理由)・どれくらいで読めたか===
    全部・WSでは上記。
    ちゃんと読んで約5時間。

    ===重要なポイントは何か===
    メモが大変な位、大事なことが多い(=良著)。

    ===どんな読み方がよいか===
    ちゃんと理解しながら読む。
    勢いがなくなると長くてしんどいので、一気に読んだ方がいい気がする。
    忘れた頃に目次を見て思い出せない章をまた読むのがよさそう。

    ===感想===
    良著だと思う。事前の聞き手の要求の把握や内容精査の重要性を切々と書いている。テクニックはその次の優先度で書かれている。
    この本の良い点は、特に前者についてのノウハウを詳しく書いている点。
    後者のノウハウの本が多いため独立した地位?を確立している印象。
    この本のもう少し改善してほしい点は、少し文が長くて多い点。まとめページがない点。ちょっと疲れるのと、分量が多いので、どこかにまとめてほしかった。コンテキストやニュアンスも大事にした結果この位が丁度と判断した結果だとは思うけど。

    P53伝え方が9割と重なる内容もあるが、プレゼンでは中身が悪いのを無理に盛り立てるのはよくないという意味合いで差別化している。
    P78問題は解決するもので、課題は達成するもの、という定義は目新しかった。私は課題解決に違和感を持ったことはなかったが確かにその通り。

    P106聞き手が煩雑な資料を望むのであれば、煩雑でいいというのも納得。
    P120で成功者(people)の例を出す話があるけど、これについては前例がない場合にどうするか疑問が残った。

  • 実際に取り組みやすくわかりやすく丁寧に書かれていた。

  • これまで自分の声にコンプレックスがあったが、これを読んで、これまで避けてきた自分のプレゼンを見直し、自分が他人からどのように見えているのか客観視しよいと心に決めた

    なぜならば、リーダーとして他者に対して影響力を及ぼすためには、相手から自分がどのように見えているのかということを意識する必要があるから

  • 『世界最高のリーダー育成機関で幹部候補だけに教えられているプレゼンの基本』(田口力著/KADOKAWA)vol.415
    http://shirayu.com/blog/topstory/leadership/4488.html

  • 336

  • 弊社で重視されることと似ている。

    プレゼンが超苦手なので読んだけど、読んでる途中に今俺に必要なのはどのようにプレゼンするかの本ではなく、プレゼンを練習しまくることだと気づいた。。

    練習頑張ろ

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著者プロフィール

1960年、茨城県生まれ。元GEクロトンビル・アジアパシフィック プログラム・マネジャー。株式会社TLCO代表取締役。上智大学グローバル教育センター非常勤講師。83年早稲田大学卒業。政府系シンクタンク、IT企業の企業内大学にて職能別・階層別研修や幹部育成選抜研修の企画・講師などに従事。2007年GE入社。世界最高のリーダー育成機関として知られる「クロトンビル」で、日本人として唯一リーダーシップ研修を任される。日本・アジア太平洋地域の経営幹部育成プログラム責任者として研修を実施。14年に退社し、独立。

「2022年 『次世代型リーダーの基準 世界基準で「話す」「導く」「考える」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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