パリ在住の料理人が教える 一生ものの定番スイーツレシピ

著者 : えもじょわ

• KADOKAWA (2018年8月30日発売)

作品紹介・あらすじ

これが作れればお菓子づくりの基本が身に付くという、定番のスイーツレシピを厳選。
初めてお菓子作りに挑戦する方でも困らないように、これ以上ないくらい基礎からていねいに教えます。

グラッサージュドリップケーキ、ガトーショコラ、ウィークエンドシトロンや、ガトーシュクセ、ラングドシャ、フロランタンサブレといった人気の20種のレシピを収録。
洋菓子の基本ともいえるパウンドケーキや、スポンジケーキ、シフォンケーキも基礎から詳しく説明していきます。

■目次
・お菓子作りの基本
・Chapter1　簡単デザート
　フルーツのクランブル／ブルーベリークランブルチーズケーキ／オレンジのムース／カスタードプリン
・Chapter2　焼き菓子
　マドレーヌ／ガトークラシック オ ショコラ／ウィークエンドシトロン／バナナキャラメルパウンドケーキ
・Chapter3　メレンゲ菓子
　クレームダンジュ／ラングドシャ／ガトーシュクセ
・Chapter4　スポンジ
　いちごのショートケーキ／グラッサージュドリップケーキ／チョコレートケーキ／ネイキッドケーキ／抹茶のシフォンケーキ／ロールケーキ
・Chapter5　タルト
　フルーツのタルト／タルトショコラ／フロランタンサブレ
・Q&A

感想・レビュー・書評

[ouiさんの感想 · 2022年9月27日]

このスイーツレシピ本はたいへん重宝している。
先日、バナナをたくさんもらったので腐ってしまう前にどうにか消化しなければと、本書をまた引っ張り出してきた。

「バナナキャラメルパウンドケーキ」を作るため。けっこう簡単だし、１時間ちょっともあれば作れるのでお手軽。
甘すぎず、ラム酒が効いていて超おすすめ。
何をトチ狂ったのか、けっきょく３本も作ってしまった。食べきれないので人にあげた。

そうだ、ひとつ難関が。
１本目、グラニュー糖を鍋で焦がしてキャラメルを作る行程で、じっとがまんしてグラニュー糖が茶色くなるのを待たなかったせいか、生クリームを混ぜボールにあげたとたんにまるで結晶化したみたいにグラニュー糖のやつが信じられないくらいに、鉱物並みに固まって抵抗してきた。

（鍋にしがみついている茶色い固まりを洗い落そうとすると凶器と化し、爪の間に刺さった。自分がまぬけすぎて、さすがに笑うしかなかった。「グラニュー糖で指を切ってさ」と言っても、周りは誰も信じてくれないだろう）

けれども２度目、３度目、グラニュー糖を、弱火よりもちょっと中火めにしてしっかり茶色く焦がせば、生クリームを入れてもキャラメルがスムーズなままだった。どういう原理なのだろう、いまだによくわかっていないが経験上学んだこと。

[女子栄養大学図書館さんの感想 · 2022年8月15日]

女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000058419

著者プロフィール

フランス在住のキュイジニエ（料理人）。「誰でも失敗なくできる」をテーマにした大人気ホームページ「えもじょわキュイジーヌ」を主催。YouTubeやニコニコ動画で発表する料理動画は、数多くのファンを虜にしている。著書に『パリ在住の料理人が教える　誰でも失敗なくできるスイーツレシピ』『パリ在住の料理人が教える フライパンでできる本格フレンチレシピ』『パリ在住の料理人が教える 一生ものの本格スイーツレシピ』『パリ在住の料理人が教える 作りおきできるフランスのお惣菜』（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）がある。

「2022年 『パリ在住の料理人が教える魔法のクイックタルト』 で使われていた紹介文から引用しています。」