自分の考えを「5分でまとめ」「3分で伝える」技術 (中経の文庫 わ 1-3)

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046025166

作品紹介・あらすじ

もしあなたが、話すことや交渉ごとが苦手だとしたら、それは相手や自分の意見を「まとめる力」が足りていないからかもしれません。込み入った話でも、きちんと理解して適切なアドバイスをくれる人。矛盾点や疑問点を鋭く突いてくる人。-それは「まとめる力」のある人たちなのです。本書では、そんなデキる人が身につけている、具体的なトレーニング法をお教えします。

感想・レビュー・書評

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  • R2.6.30 読了。

     まとめる力は、トレーニングで身につけることが出来る。また、話をまとめるには相手の話をきちんと聞かなければならない。勉強になるなあ。
     出来そうなことから、少しずつ実践していきたい。

  • 章立てて、わかりやすく解説している。

    なぜだろう?は確かに大切なことだと感じた。
    簡単に読めるので、都度都度読み直して振り返ると良いと思う。

  • ◯もう間空けすぎて読んでるから中身の忘れようといったら。メモ習慣ちょっとつけたいなーと思ったり、合わせて「メモの魔術」気になってたなぁって思い出したり。そうそう、学生時代の読書感想文ってなんなんだ、って思い出した。夏休みの宿題で出してたけど出すからにはもっと、ちゃんと添削されてればスキルアップできたのかな、と思った。作文はめっちゃ添削されてたくせになんで読書感想文は添削されなかったんだろう。感想だから?
    そう、ちゃんと感想のためにまた読み返してまとめること、大事よね。「30分かけて読んだことを5分でまとめてみる」適宜立ち止まる、習慣を作ろうかなぁ。タイマーかけて、集中してみるのもありだな。
    「書く」を繰り返して質問力をあげてみる
    もちろんここでも5W1H
    「型」を作ってその通りに話すこと
    「なぜ」をもっと習慣化

  • 最悪読まなくても表題の事を意識していれば良いと思う
    ディスってる訳ではなくて、表題だけでもそれだけ重要な事ってこと

  • ”5分でまとめる習慣をもつ。
    簡単だけどできてない。
    まとめないから伝わらない。
    単純だけど、真理だなぁ。


    <キーフレーズ>
    ・まとめるから、相手の話を覚えやすくなる。
     ※例)慎重さの衝動買い
    ・これだけは伝えたい、を先に決めて話す
     ※は)おいしいラーメンを食べた。(どこで、だれと、は後でいい)
    ・30分かけて読んだことを5分でまとめる
     ※比率ではなく、実際にメモする

    ・どうしてを問い、つまりまでいきつく

    ・自分にも「なぜ?」と問いかける
     ※特に、そこ日起こった感情について振りかえるといいかも!

    ・大胆にカリカチュアライズ(漫画化)する
     ※短いフレーズで漫画チックにまとめる。「ネチネチやられてマジ切れ寸前状態」「最近、成績上がらないからひがみ指数80状態」など

    ・コフートの3つのニーズ
     「ほめてもらいたい」「頼りたい」「自分に同調してもらいたい」
     ※これらが複雑に絡み合っているのだと、心得るべし!

    <きっかけ>
    本屋をぶらついていてふと。”

  • 「一番言いたい事」を普段から自分に確認する。
    [yes][no]をはっきりさせ、最初に結論ありきで印象に強く残す。
    読んで「わかった」で終わりにせずまとめてみる。根拠を説明できるように。少し読んだらまとめる作業をしてみる。
    感情的な部分を意識し排除しながらまとめることでまとめる力を強くする。
    まとめることで相手の話も聞くことができる。自分にばかり夢中にならない。
    他人の話に集中することでまとめる力のトレーニングをする。
    理論的に、情緒的ではなく。
    「上手く話す」より「型通りに話す」[5W1H]
    「-と思っているでしょうが」で始め「実は〜です」でまとめることで聞き手の興味を引きつける。自分の考えを伝えるにはこの型を使う。
    「ひな型」をまずつくる。[問題提起][仮説の検証][その根拠]
    「ひな型」を持つことで感情的にならず論点の弱点を見つけることができ、そこを補強していくことで伝える力が強くなる。
    相手の反応を見ながら話を進める。

    まずは「ひな型」を徹底すること!

  • ◆序章 まとめる力と伝える技術を学んでこなかった日本人
    ・5分でまとめ3分で伝える

    ◆2 日々まとめる力のトレーニングをしよう

    ◆3 大事なことはメモする習慣
    ・書くことで質問する力がつく
    相手の意見を要約する習慣

    ・書くことは自分を客観化すること

    ◆4 意見を伝えるため自分の雛形を持とう

    ◆5 なぜを忘れなければまとめる力がつく

    ◆6 インターネットや交渉事に強くなる
    ・人と話すことこそトレーニング
    伝える力も同時に磨かれていく

    ・まとめ上手は聞き上手
    この人が求めているのはこんなことと受け止められるか
    相談者の悩みを解決するのではなくわかってあげることで楽にしてあげる

    ・最初に悪感情を持たない
    まとめる力も伝える力もなくなってしまう

    ・自分を漫画化してみよう
    いつも冷静でいられるこつ

    ・交渉事は5分聞いて3分話す気持ちで
    相手の話を聞きながら要点をまとめる

    ◆7 わかりやすさを心がけてまとめる力を鍛える
    ・早く落とし所をみつける
    そんなまとめる力のある人が周囲を納得させる

    ・よいリーダーは聞き上手
    まとめる力がある人は受信能力が高い

    ・聞き上手にはコツがある
    相手の心理を的確につかめ

    ・わかってもらいたい、あげたい
    よい人間関係の基本

    ・コフート(精神分析学者)の3つのニーズ
    ほめられたい、頼りたい、同調してもらいたい

    ・あの人の話はわかるといわれるのは
    共感があるから

  • 題名の「技術」についてはあまり触れられていない気がしました。「やろう」ってのは分かりますが。

  • 自分の考えを「5分でまとめ」「3分で伝える」技術
    2013/5/27 著:和田 秀樹

    「まとめる力」というのは、人と人とのコミュニケーションにおいても、読書の理解の上でも重要な能力だというのに、これまで日本人はそれをろくに学んでいない。「まとめる力」がないから「伝える技術」も身につけられないのである。

    本書は、「まとめる力」「伝える力」のノウハウを著者の経験から以下の7章により説明している。
    ①口下手・話下手は克服できます
    ②日々「まとめる力」のトレーニングをしよう
    ③大事なことはメモする習慣をつけよう
    ④意見を伝えるために、自分の「ひな型」を持とう
    ⑤「なぜ」を忘れなければ「まとめる力」が育つ
    ⑥「インターネット」や「交渉ごと」に強くなる
    ⑦「わかりやすさ」を心掛けて「まとめる力」を鍛えよう

    自分の考え5分でまとめ、3分で伝えたい。
    一朝一夕でそれが出来るようになることはない。
    何が大切かというと、そうなりたいと思い、そのために何をすべきかを常に意識し、行動していくことである。

    自分のまわりにも上記のようなことがすらすらできる人がいる。その人も昔からすらすらできていたのではなく、日ごろの意識とコツコツした努力の積み重ねによってそれがなされているのだと思う。

    自分には結果しか見えていないものの、モノゴトにはプロセスが必ず存在する。できる人はそのプロセスを苦ともせず、受け入れてそれを乗り切り色々なノウハウを身に付けている。

    目指すべきものが何かそのためには何が必要かを考えれば本書で紹介されているスキルは自分にもそして自分のまわりの人にもプラスになることは確実である。

    今すぐにでも出来ることは多い。
    ひとつずつやっていこう。

  • まとめる力が無く、プレゼン下手なので購入。「なんとなく分かった気持ち」になってる私!これこれ、と期待して読み始める。
    以下、備忘録。
    ・堂々と原稿を読もう
    ・1番言いたいことが何かを確認する
    ・どう解ったか、を自分で説明してみる。自分の感想の根拠を説明できるか?
    ・目的がはっきりしているなら、通読は不要
    ・まとめる力がない人ほど、自分の考えをまとめる事に夢中で相手の話を聞いていない。変化に富んだ相手の話をきちんと聞くことが、まとめる力のトレーニングになる
    ・話す前に紙に書いてまとめてみる

    ふと思う、付箋つけたりはしないけど、こうやって備忘録つけるだけでもまとめる力がついてるのかしら。。

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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