- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046028235
作品紹介・あらすじ
新人商品プランナー・宮前久美が挑んだのは、「Appleにできて日本企業にできない壁」だった。彼女は日本が抱える課題-「高品質・多機能。でも低収益」から脱却できるのか?コトラーからブルーオーシャン、キャズム理論まで1冊でつかめる。
感想・レビュー・書評
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1.営業担当に配属されたものの、営業スキルだけではやっていけない為、マーケティングについてしっかり勉強していきたいと思い、読みました。
2.この本は主人公の宮前久美と上司の与田誠を中心としたストーリー形式でマーケティングについて学ぶことが出来る本です。バリバリの営業畑からやってきた宮前はマーケティングについて考えず、自分の経験をもとに商品を企画していくのですが、現代ビジネスではそれではうまくいきません。そんな中、与田がマーケティングについての思考を宮前に教えながら題材となる会計ソフトを売っていく物語です。
3.マーケティングを学ぼうと思った人はとりあえず最初に読んだ方がいいと思った一冊でした。良い商品だから売れるというのは間違いであり、顧客の満足度を超えてくる商品こそが良い商品だと思います。例えば、携帯電話では、無駄な機能がたくさんついたことで、シンプルでカッコイイを売りにしたiphoneに駆逐されました。良い商品=多機能という考え方を改めなければならないと感じました。そのためには、日常から、自分の生活を振り返り、不満をストックしておく必要があると思いました。今日から、自分が不満に思ったことは常にメモしておこうと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宮前久美というやり手のビジネスウーマン。
10年の間に 武勇伝をうみだした 伝説のオンナ。
それが 商品企画部に 移動になった。
そして 第一声が『今の商品はがらくたばかり』といい、
あたらしく 商品を企画すると宣言する。
部長のもとに 与田 という得体の知れない人間に、
商品企画の提案の許可を取らなければならないと言う。
宮前久美は、なぜか、あまり勉強していない、天然ちゃん。
与田の前には 知らないことばかり。
『バリュープロポジション』
①顧客が望んでいて
②ライバルが提供できない。
③自社が提供できる。
なるほど、そこに ターゲットを据えなければならない。
『プロダクトセリング』100円のコーラが、
『バリューセリング』1000円で売れる。
キムタクは マーケティングコミュニケーションにあうのか?
いや、いや。
このねーちゃん やはり 天然なんだね。
この根拠のない自信は どこからでて来るのだろうか? -
物語風になっていて、段落も細かく分けられているのでサクサク読めて、本を読むのが苦手だという方でも非常に読みやすいマーケティング入門書です。
しかし主役の宮前久美は、頭が固いくせに強気で可愛くなくて、昭和な女で読んでてイライラする。
少し忍耐力が必要かもしれませんw
男性なら嫌味っぽい与田にイライラするのかもw
続編も読んでみようと思います。
p79誤植あり -
ストーリー仕立てでマーケティングの基本が分かる。
安売り競争になりがちだが、それをせずに適正価格で売って、かつ競争力を保つためのアプローチを学べる。 -
マーケティングをストーリーで楽しめる
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* お客様に言われたことをやるのではなくて、期待以上のことをやる
* 自分の仕事を「化粧品を作る」ではなく「お客様をもっと美しくすること」と考える事
* 「虫歯治療」から「虫歯予防」のように、提供する価値の変換
* 一緒に協力する人とWin-Winになる進め方
といった教科書通りといったことが書かれている。
ボリュームは少ないが、入門用にうまく書かれていると感じた。
企画の仕事でなくても、誰かに価値を提供する仕事、
そこに少しでも自分のアイデアを反映することができる仕事をしていれば
誰にでも役に立つ内容だと思った。 -
マーケティングに興味があり読んでみました。まさか物語仕立てとは思わず、面食らいました。
個人的な感想ですが、登場人物(キャラクター)の発言や行動、またその背景や描写は、読んでいて不快でした。
一方、書かれている内容は大変興味深く、勉強になりました。
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マーケティングのことは何も知らない私にもわかりやすい本でした。
物を作って売れるようにするって難しいんですね。
世の中の売れるものってすごい!
マーケティングの考え方、仕事でなくても役に立ちそうです。 -
おもろいけどビジネス本やっぱ苦手ーー早く続き読みたいって思えなくてなかなか進まない