- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046213952
作品紹介・あらすじ
西郷隆盛、福沢諭吉、板垣退助をはじめ、幕末明治に写された大名、天皇、公家、志士、政治家、外交官、軍人、文化人ら、200人、450点余の肖像写真を一堂に会して解説。これぞ「幕末明治の著名人列伝」というべき一冊。
感想・レビュー・書評
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徳川慶喜、明治天皇、岩倉具視、大久保利通、…。日本史における著名人の名前は皆さんご存じのことでしょう。しかし、彼らのうち何人の顔が思い浮かびますか?この本では幕末から明治にかけての日本で活躍した人々の肖像写真を簡潔な解説と共に紹介しています。当時の情景に想いを馳せながら、それぞれの立場によってポージングや表情にも特徴があることにもぜひ注目してみてください。
(建築学系 M2)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
写真自体は面白いのですが、人物の説明がありふれた感じで、もう少し何か面白くできなかったのか残念でした。
しかし有名な人物でも、普段目にする写真以外も多く掲載されており、例えば徐々に髭が伸びていたり、若い頃の面影が晩年にも残っていたりと見所は多くありました。
もちろん笑顔の写真は一枚もありませんし、僕と同い年ぐらいでもかなり老けて見えるのはやはり精神年齢の違いかと感じました。 -
2009.5.25
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表題通り。天皇・皇族から官僚、文化人まで幕末から明治初期にかけての肖像写真集。写真が珍しかった時代なので、庶民の写真はなく、一方、ヨーロッパに留学した若者の写真が多いのも時代を反映している。