古文書入門 くずし字で「百人一首」を楽しむ

著者 :
制作 : 中野 三敏 
  • 角川学芸出版
4.08
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本棚登録 : 61
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046214416

作品紹介・あらすじ

この本で練習すれば、誰でも気軽に江戸の文字が読めるように。句碑や短冊も身近になり、くずし字のかるたで遊ぶことも。

感想・レビュー・書評

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  • くずし字の練習のために読み始めたけれど、もう少し解説してほしい。また、百人一首は馴染みがありすぎて、例に挙げられてる字がわからなくても読めてしまうという問題点もあることがわかった。一首ずつ読んでいく楽しみはあるけれど、ちょっと残念。

  • くずし字を学ぶのにと思って借りた。これをお手本に筆ペンで紙に書き写し。ついでに百人一首の歌人や歌の内容についても勉強できたし、巻末の変体仮名一覧もありがたい。

  • 前に読んだ『くずし字で「徒然草」を楽しむ』に次いで書き起こしてみた。この古活字はクセが強い。歌をへたに知っていると練習にならないこともわかった。

  • 百人一首を楽しみながら、くずし字の勉強ができる。
    江戸時代に書かれた文書を読み解く。
    くずし字は、慣れることが読めるようになる唯一の秘訣らしい。何冊も何度も読んで慣れてゆこく。

  • 今まで読めなかった古い文字が「くずし字」だということも初めて知った。3時間くらい文字を覚えて、これをざざっと読めばだいたいのひらがなは読めるようになる気がする。
    巻末のくずし字表もわかりやすくて大変便利。

  • 変体仮名を覚える為に借りた。
    結局全部を読む事は出来なかったけど、できれば手元に置いておいて、毎日一句ずつ読んで行きたい本だと思った。
    また借りよう

  • ひらがなが適度に入ったスタンダードなくずし字に加え、「百人一首」だからある程度の音を覚えているから、かなり読み易い。江戸時代の手習いもそんな感覚だったんだろうなと思う。

  • 趣味の古文書読みがはやっているからなぁ~江戸末期の板本から百人一首なら知っている人も多いので入門書としては最適でしょう~字母を忘れてひらがなを遣っているのは残念なことだが、確かに入門書として最適化も。如何に印刷されているものに馴らされているかを知る

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著者プロフィール

1935年(昭和10年)福岡県生まれ。九州大学名誉教授。近世文学研究。1998年に紫綬褒章、2010年に文化功労者を受章。著書に『和本の海へ 豊饒の江戸文化』 (角川選書、2009年)、『江戸の文字を楽しむ』全三巻(角川学芸出版、2010年)等。

「2012年 『江戸文化再考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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