走れメロス 太宰治 名作選 (角川つばさ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 112
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046310699

感想・レビュー・書評

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  • 「走れメロス」「畜犬談」「葉桜と魔笛」「黄金風景」「駆込み訴え」
    「眉山」「燈籠」「善蔵を思う」「桜桃」「トカトントン」「心の王者」

    この本、いずれ買おうと思う。
    「眉山」が読みたくて借りたのだけど、期待を裏切らない面白さでした。
    特に「畜犬談」。
    声に出して読みたくなる名調子の文章。
    溢れてくる含羞とプライド、諦念とか優しさ、とか。

    なんでそうなん?といいたくなるような、そんなこと気に病むなよ、と
    声をかけたくなるような。
    マジでダメな男なんだけど、ほっとけない。

    いや、太宰、モテただろうよね、そりゃあ。

  • 最高。

著者プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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