五年霊組こわいもの係(6) 佳乃、ダッシュで逃げる。 (角川つばさ文庫)

著者 : 床丸迷人

• KADOKAWA (2015年12月15日発売)

作品紹介・あらすじ

なぜか、幽霊、おばけ、妖怪などの「こわいもの」を呼びよせてしまうふしぎな北校舎をもつ、あさひ小学校。だから、五年一組出席番号四番の女の子は、毎年「こわいもの係」というヒミツの仕事についているのだ！
　こわいもの係のお手伝いをするのは、ヒミツのかべの向こう側にある教室「五年霊組」のメンバーたち。学校を守る座敷童の花ちゃん、家庭科室の古鏡の精霊・鏡子さん、そして、動く骨格標本見本のドクパンちゃん。
　さて、新しい春、今度のこわいもの係は、あさひ小に転校してきたばかりの、ちょっと地味な女の子・梨崎佳乃。ところが佳乃は「おばけも幽霊も妖怪も信じない！絶対、ぜったい認めない！」と言いはって、霊組に来ようともしなくて……!?
新・こわいもの係が「なりたくない」なんて、そんなことアリ!?　どうなる、あさひ小！　どうなる、五年霊組!!

感想・レビュー・書評

[ひよちゃん❤️さんの感想 · 2022年2月23日]

最初春に呼び出されて、五年霊組に行った時には、「幽霊もオバケもﾖｳｶｲもいるわけない！絶対信じない！」と言ったりして、このまま佳乃（よっしー）は霊組の子達とやっていけるかとても心配だったけれども、放課後の学校放送で不気味な声が聞こえるという事件〜霊組のメンバーと仲良くなっていき、最後には「こわいもの係もいいな~」と言ったりしていたので、とても安心してしまいました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



下ネタ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツタンカーメン事件の時、ようやく解決したと思っていたけれども、ツタンカーメンさんがかけた呪いがとけていなかったところがちょー面白かったです。

[あみさんの感想 · 2023年10月2日]

よしのちゃんが怖がる姿ちょっとかわいかった。

[nogiyunaさんの感想 · 2018年1月7日]

(2018-01-07)(2018-07-14)

著者プロフィール

1969年宮崎県生まれ。さそり座A型。「四年霊組こわいもの係」で第１回角川つばさ文庫小説賞一般部門において大賞を受賞しデビュー。

「2022年 『しゅご☆れい探偵（２） ふたりの、ヒミツが明かされる!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」