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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046519672
作品紹介・あらすじ
頼朝の政略によって畠山重忠との初恋を奪われ、義経の正妻となった郷姫は、運命の変転に翻弄されつつも、波乱の人生を自らの節義を求めて、気高く美しく生き抜いていく。源平の戦いと頼朝・義経兄弟の争いの渦に巻き込まれた、知られざる歴史ヒロインを、新鋭作家が描く書下ろし長編小説。
感想・レビュー・書評
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初恋の相手を棄て義経の正妻となった坂東武者の娘郷姫、凜として気高く美しい静御前、男たちに翻弄されつつ健気に生きていこうとする女たちの一種の純愛物語。篠綾子さんの読者は、ある程度の年齢に達し、人生の酸いも甘いも経験した年配の女性たちが多いのではないかと感じた。
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義経の正室、川越重頼の娘、郷御前を中心に義経、郷御前の初恋の人の畠山重忠、記憶を無くし郷御前に救われた少年、小次郎、そして静御前。それぞれの想いが絡み合います。
主人公という事もあってか郷御前がモテモテです(笑)
静と郷のやりとりも女の嫉妬とかそういう感情はほとんどなく、お互いを認め応援するような感じでした。でも静の屋敷へ足を運んだ郷御前にはびっくり。女性は皆強いなぁ。
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2008年2月読書分。
歴史恋愛小説。
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