江戸の天文学 渋川春海と江戸時代の科学者たち

  • 角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046532657

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  • 江戸の天文学≒暦づくり。今で言う旧暦は天保歴だが、そこに至るまでのいろいろな暦とそれを作るのに関わった人々の話。よく調べられていて興味深い。江戸天文の最も面白い店は、乏しい観測器具で、かなり精度の良い観測がなされていたことだ。今で言えば、小学生の自由研究程度の資材で、日蝕・月蝕の予測も含め、旧暦を作成することができる、ということだ。今では空が明るくビルが高いので、観測条件が劣っている部分は差し引かなければならないかもしれないが。

  • 次は天地明察が見たい!

著者プロフィール

教師を退職後、子ども達にとって良い授業とは何かをテーマに教育技術の向上を目指すTOSS(東京教育技術研究所)を組織。その代表をつとめる向山洋一氏と、創刊56年を誇る『俳句』の角川学芸出版が、俳句を通して古典に親しむ心を育てるために共同開発。

「2008年 『五色名句百選かるた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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