韓国 反日感情の正体 (角川oneテーマ21)

著者 :
  • 角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046534217

作品紹介・あらすじ

激化するように見える韓国の対日行動。だが韓国内では「昼は反日、夜は親日」という。なぜなのか? 経済大国となった韓国で国民におとずれた変化、反日をあおるメディアや政府の真意を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 正体ってほどじゃないけど、読む価値あると思う。

  • 韓国滞在暦30年におよびメディア関係者の黒田勝弘による一冊。

    韓国の歴史的背景を踏まえた上で、日韓の歴史観の違いを浮き彫りにした点において、とても興味深く読めた。

  • 韓国は法治国家ではなく情治国家、反日情緒が法律や規則に優先する「反日無罪」、「こうあるべき歴史」で考える韓国人の歴史観。このように説明されると納得。しかしここまで徹底的、意識的にに嫌われるとどうしょうもないなあ。ただ日本人の被害・犠牲は非常に少ないことが救いになっている。著者は達観すべし、といっているが…。
    歴史認識について言えば、近代以前のオフィシャルな歴史書は、時の政権に都合よく真実を歪めたものが多かったのだから、それほど特殊なことではないのかも。歴史学の書より歴史小説のほうが案外真実を言い当てていることもあるんじゃないかなあ。

  • 社会情勢、特に政治は時代によってあまりにも変化が大きすぎる、ということをよく実感できる書。
    かつては北朝鮮が夢の国家で、観光が悪、しかも最貧国だった、なんて今の若い人たちに信じてもらえるとは思えない。
    筆者の韓国批判はユーモアも愛も感じられて好ましい。
    もちろん、根底にあるのは「正しい、本当のことを知らしめたい」というジャーナリストとしての姿勢であり、また、日本人としての恥ずかしいことはしていない、という矜持だと思うが。
    正しいこと、本当のことなんて、社会情勢ではきっとあり得ないんだけど・・・。というとニヒリストみたい・・・?

  • 2015年6月25日読了。

  • 韓国本はかなり読んできたけども。
    基本シンシアリーさんの本の補完みたいな読み方くらいになってしまったが、個人レベルでは、親日もあるというのがちょっと驚き。
    その分、宗教としての反日、民族一体としての反日を恐ろしく感じる。

  • 共同通信ソウル支局長~
    「事実より、あるべき歴史で考える」
    法治国家ではなく、「情治国家」である現在の話から、歴史問題まで、幅広く網羅してます。201409

  • 冷静な分析ながら、韓国への愛着をうかがわせる。ちょっぴり韓国に行ってみたい気になった。

  • かの国はアイデンティティを保つために、反日せざるを得ないということか。

  • 最近は中国、韓国の反日感情は高まるばかり。「日本はもっと強く出るべきだ。もっと主張するほうがいい!」という人も多い。中国は国内の不満を日本を出汁に使って利用しているのはわかるけど、韓国の本音は今ひとつ掴みかねていた。そんなときにHPのブログで紹介されていた本。

    著者は韓国ウォッチャー。

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著者プロフィール

1941年、大阪生まれ。産経新聞ソウル駐在客員論説委員。1964年、京都大学経済学部を卒業後、共同通信社に入社。1978年、韓国・延世大学留学後、共同通信ソウル支局長に。1989~2011年、産経新聞ソウル支局長兼論説委員。1992年、ボーン・上田記念国際記者賞、2005年には菊池寛賞および日本記者クラブ賞を受賞。著書に『韓国 反日感情の正体』『韓めし政治学』(角川新書)、『隣国への足跡 ソウル在住35年 日本人記者が追った日韓歴史事件簿』(KADOKAWA)ほか多数。在韓40年。

「2022年 『韓国語楽習法 私のハングル修行40年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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