- Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046537065
感想・レビュー・書評
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龍が如くが出来るまでの話が色々書いて
あるんだけれど、なんかガイドブックみたいな感じが
しないでもないですね。ゲームの映像とかが思いのほか沢山モノクロで色々貼り付けてあり、思ったのとは違ったけど面白かったです。1時間位で読めちゃいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今年で発売から10周年を迎えるキラーコンテンツでもある「龍が如く」の総合プロデューサーでもある名越稔洋氏のこのゲームが生まれたきっかけや開発秘話をかいた一冊。
このゲームは自分も必ずプレイしている作品で、本書は2010年に出版されており、4までの過程が描かれているのですが、ひょんなことからアーケードとコンシューマーの部隊が一緒になって氏の思う大人も熱狂できる前代未聞のゲームを作りたいという信念に共感した人々がいたこと。そして、そこには一切の妥協を許さない精神が宿っていること。そこから産み出される作品の魅力が多くの人に伝わったことを本書から感じました。
社内からの反対を押し切って、数々の困難を乗り越えて発売に漕ぎ着けたことや1から10カ月で発売した2に対する秘話やそれまで担当する業務の未経験者である横山氏や植村氏を直感的に起用して、結果を出してきたことなど本書を通じて知ったこともあり、プレイしてきたゲームに対する思いも深くなりました。
暴力、金、性といった今までになかったダーティーな概念を随所に盛り込んだ本作で氏が伝えたいメッセージや人間ドラマが際立っていると感じるのはやはり妥協なき精神とそれにしがみ付いてくるスタッフの思いがあってということを強く感じました。
そして、更なる展開も期待したくなる一冊でした。 -
発売されたと同時に買ったよね。ま~よく桐生ちゃんを生み出してくれたと思いますよ。神ですよ。