太宰治の作り方 (角川選書 486)

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  • KADOKAWA/角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047034860

作品紹介・あらすじ

意表をつく決め台詞、軽妙な情景描写、愛らしい女性告白体…。太宰文学は、磨きあげられた技法をもって含羞と傷を描き、私小説とも評される。しかし生きにくさに悩みぬいた作家が繰り返し描きだしたのは、人間ゆえの懊悩の深さを探りだす、巧みな、そして命をかけた小説的造型の、"生きるのが下手な私"だった-。生誕百年を超えてなお愛されつづけるその人と作品の核心に、数々の評伝を生みだした津軽生まれの著者が迫る。

著者プロフィール

1952年生。早稲田大学法学部・第一文学部卒業。出版社勤務後、ノンフィクション作家。著作に、『ムスリム・ニッポン』(小学館。第4回21世紀国際ノンフィクション大賞優秀賞)、『空と山のあいだ』(角川文庫。第8回開高健賞)、『百名山の人』(角川文庫)など多数。

「2009年 『無用の達人 山崎方代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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