中世尼僧 愛の果てに 『とはずがたり』の世界 (角川選書 501)
- KADOKAWA/角川学芸出版 (2012年2月24日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047035010
作品紹介・あらすじ
『とはずがたり』は、後深草天皇の御所で育った作者・二条が自らの愛の遍歴と、尼となって東国・西国を旅した様子を綴った自叙伝だ。宮廷内の複雑な男女関係を披瀝したためか、昭和25年に一般公開されるまで、宮内庁に秘蔵されていた。二条はなぜ自分の過去を書き残したのか?読者を作品の中に引き込む劇的構成と、繰り返される言葉の効果を明らかにしながら、謎に包まれた『とはずがたり』の真相に迫る。
感想・レビュー・書評
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とはずがたりに関する本。
従来の説は、そのセンセーショナルな内容の影響から、本来の意味を読み違えているところもある、というスタンスで書かれた本でした。
きちんと解説本を読んだことがなかったので、なるほど!と思うことばかりでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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