陰陽師たちの日本史 (角川選書 546)

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  • KADOKAWA/角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047035461

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  • 奈良時代から明治の禁止令までの陰陽道の通史を、最新知見に基づき概説した一冊。平安時代の隆盛はその一部を構成するに過ぎず、時代とともに変遷しながら、社会の中で独特の位置を占めてきたことが論じられています。いざなぎ流の最新研究に触れているのもうれしい。

  • 国家の管轄から個人の信仰へと仏教と同じ広がり方をした陰陽道。その分岐点となった安倍晴明という存在はオリジナリティのみならず功績の宣伝も上手かった。そして陰陽道は密教、垂加神道、西洋天文学など次々現れる新たな宗教・学問と角逐や習合を繰り返しながら日本の歴史の一側面として存続してきたのでした。

  • 陰陽師の歴史が詳しく書かれていてよかった

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著者プロフィール

佛教大学教授

「2024年 『〈学知史〉から近現代を問い直す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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