職人を泣かせて建てた三〇〇年住める家 (角川oneテーマ21 B 4)
- KADOKAWA (2001年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047040175
作品紹介・あらすじ
日本で最初で最後。こんな家は、もう建たない。原木市場で買った国産のクリの木500本!職人の技に惚れ込み、終の棲家を求めて七転八倒。住まいの原点を描く感動の奮闘記。
感想・レビュー・書評
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「その昔、職人がいなくては家が建たなかった時代には、職人という仕事は、花形職業だった。……だが、だんだんと職人を必要としない家が増えるにしたがって、堅いところ、クセのあるところだけが目立ち、疎まれるようになってきた。」
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テレビの「家計チェック」でお馴染みの経済コメンテーター、
荻原博子さんの著書。
荻原さんの自宅は、伝統的な在来工法で建てたのですが、
その使われている材木が、ほとんど「栗」というから驚き。
普通は、スギやヒノキで建てるものですが、
丈夫だけど加工しにくい、暴れる(狂いが出やすい)栗で作るとは。。。
家をこれから建てようと思う方、
特に在来工法で建ててみようと思っている人は、興味深く読めると思います。 -
もー今じゃ、戸建買うにも、知識がなくちゃ買えませんよ。
無知なままでは、ヒューザーのようなシ羽目になってしまいませう。そんな長年すめるハウスに住みたいじゃありませんか?
どんどん、職人泣かせて、死ぬまで住んでやろうじゃありませんかの、知恵と欲と愛情ある家への思いから生まれた熱情の記録。。今後、家買う人にはひじょうに役に立つ本でしょう。 -
泣かすなよ(笑