職人を泣かせて建てた三〇〇年住める家 (角川oneテーマ21 B 4)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 33
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047040175

作品紹介・あらすじ

日本で最初で最後。こんな家は、もう建たない。原木市場で買った国産のクリの木500本!職人の技に惚れ込み、終の棲家を求めて七転八倒。住まいの原点を描く感動の奮闘記。

感想・レビュー・書評

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  • 職人を泣かせて建てた300年住める家
    (和書)2010年02月02日 21:54
    2001 角川書店 荻原 博子


    栗の木で家を建てるということがどういうことなのか何となく解ってその雰囲気がとても面白かった。作りつけの建具という、理想的な木造建築だなって感じた。

    家の自慢をされているような本です。家を建てる記録としては参考になった。

  • 「その昔、職人がいなくては家が建たなかった時代には、職人という仕事は、花形職業だった。……だが、だんだんと職人を必要としない家が増えるにしたがって、堅いところ、クセのあるところだけが目立ち、疎まれるようになってきた。」

  • 昔の家なら、300年持つものがあってもおかしくない。
    最近は30年から50年くらいの耐用年数で家を建てる。
    こじんまりとした家で、都市計画との兼ね合い、立ち退きなどを考えると、300年持つ家を建てようという人は、それなりの地所が必要だろう。
    郊外に仕事場を建てる会社があれば、参考になると思う。
    会社の建物が木造の事務所というのもいいもんだと思う。

  •  テレビの「家計チェック」でお馴染みの経済コメンテーター、
     荻原博子さんの著書。
     
     荻原さんの自宅は、伝統的な在来工法で建てたのですが、
     その使われている材木が、ほとんど「栗」というから驚き。
     
     普通は、スギやヒノキで建てるものですが、
     丈夫だけど加工しにくい、暴れる(狂いが出やすい)栗で作るとは。。。
     
     家をこれから建てようと思う方、
     特に在来工法で建ててみようと思っている人は、興味深く読めると思います。

  • もー今じゃ、戸建買うにも、知識がなくちゃ買えませんよ。
    無知なままでは、ヒューザーのようなシ羽目になってしまいませう。そんな長年すめるハウスに住みたいじゃありませんか?
    どんどん、職人泣かせて、死ぬまで住んでやろうじゃありませんかの、知恵と欲と愛情ある家への思いから生まれた熱情の記録。。今後、家買う人にはひじょうに役に立つ本でしょう。

  • 泣かすなよ(笑

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著者プロフィール

1954年長野県生まれ。経済ジャーナリスト。難しい経済と複雑なお金の仕組みを、わかりやすく解説することに定評がある。一貫して庶民の視点で、生活に根差した独自の家計論を展開。多くの雑誌に連載を持ち、テレビ番組のコメンテーターらラジオ出演も多い。

「2016年 『荻原博子のやさしい家計簿2017』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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