アメリカのイラク戦略: 中東情勢とクルド問題 (角川oneテーマ21 C 59)
- KADOKAWA (2003年2月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047041264
作品紹介・あらすじ
イラン革命の拡大を阻止するためにアメリカが支援し、イラン・イラク戦争を戦い抜く過程で途方もない軍事大国に成長したイラク。この軍事大国の暴走が引き起こしたのがクウェート侵攻、つまり湾岸危機であった。この危機の日からアメリカとイラクの関係は、協調から対立へと変化する。そして湾岸戦争があり、今日にいたるまで対立が続いている。イラクを巡る情勢は、今どうなっているのか、そして今後どのような展開が予測されるのか、その背景を詳しく解説。
感想・レビュー・書評
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イラク戦争直前のイラク周を巡る情勢と、その歴史的背景解説。現在では新規性は当然失われているが、なぜイラク戦争が発生したのか、という理解をする上では、非常によくまとまっている。クルド人の問題に関しても、短くしっかりとした解説が読める。
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イラク情勢に変化があるとマスコミに引っ張りだこになる高橋先生の本。テレビでの語り口そのままに、例えなども分かりやすく、でもバッサリ。
アメリカ寄りでもイラク寄りでもなく、中立の立場で書かれています。
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