三色ボールペン情報活用術 (角川oneテーマ21 B 43)

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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047041356

感想・レビュー・書評

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  • もともと小説以外の本は余白に書き込んで読書する。が、色分けの基準を決められなかったため、その点では参考になった。

    仕事のスケジュールも90分単位で、タスクを色分けすることで効率がよくなるとのこと。
    来年の手帳は、週ごとになっているものを購入して、チャレンジしてみようと思う。

  • 齋藤孝先生の別の本で三色ボールペン活用法を知って、実際に詳しくどうして三色なのかを知りたくて読んでみた。

    今まで黒ボールペンを軸として、青と赤のペンを使ってマーキングや手帳を色分けしてきたが、『黒は判断停止の色』と言われ、ドキッとした。確かに、自分でも黒で書き込んでいる時は、そんなにこころが動かされないし、見返しても目に飛び込みにくい。これからは黒の分量を減らしてみよう!それだけでも自分の糧になったが、さらに赤と青と緑の三色を使えば、より情報を活用出来るようになる…とのことだが、なかなかの鍛練が必要と思う。とりあえず読書をするときの『なぜそうやって書き込みをするのか?』の答えが知れてよかった。

  • 何かを学ぼうとする時には、この本を読んでから読書を始めると本の読み方が変わり、その結果、成果として得られるものが変わってくると思う。
    三色に分類することで物事の考え方も変わってくると思うので、広い意味でメリットを感じた。
    ただ、自分は本をキレイに読みたいと思ってしまうので、書き込みをする勇気がまだ出ない。
    まずは、年季の入った本の読み直しから試してみたいと思う。

  • 三色で色を付けることは、実際に試すととても良かった。過去に挫折したような難しい本で試してみるといいかも。今まで素通りして行ってしまうような難しい表現も、一旦自分のなかを「くぐらせる」ような感じになり、理解度があがります。

  • 客観(赤、青)と主観(緑)をどちらも持つことが大切であり、この本で紹介している方法はそれを養うトレーニングであると筆者は述べています。

    私自身本に書き込む事に抵抗感がありますが、この本の本質はそこではありません。
    客観だけでなく自分だけの物の見方を意識して生活する事で、新しいアイデアを生むことが出来るということをこの本から学びました。

  • 青 客観的に重要
    赤 客観的に最重要
    緑 主観的に興味深い

    まずは青をひくイメージですね
    その中で何が赤になるのか
    個人的には緑が難しいかなと思います。

    30以上の男性は緑がひきにくくなってると書かれてました。
    ただ訓練次第やとも。

    本書は情報整理の手法をテクニカルな面を通して助言してくれるものでした。
    資料をまとめるのに悩んでる方には一読をお勧めする本でした。

  • 情報は整理するだけではダメで活用してなんぼ、とういうことから三色ペンを使って活用しやすくする方法が書かれた本。マラソン大会の往復の電車内1時間チョイで読めました。

    情報は整理するだけではダメというのは先日読んだ断捨離の話(モノは使ってなんぼという発想)に似てる(この本の方が先に書かれてるけど。)のですんなり納得できた。
    本を読む上で、赤=客観的に見て、最も重要な箇所、青=客観的に見て、まあ重要な箇所、緑赤=主観的に見て、自分がおもしろいと感じたり、興味を抱いたりした箇所に色分け(キーワードに丸や線を引く)というもの。
    情報(本・資料)から読み取るだけでなく、会議や会話にも赤青緑のフィルタをかけていけばメリハリが利いた仕事や生活ができるんだろうなぁ。
    赤・青はだれが読んでも重要なので、著者が重要視しているのは、緑とのこと。
    確かに自分なりにおもしろいと思う箇所を如何に他人に説明できるかどうかで自分という人間の思っていることを共感してもらえるかに繋がると思う。また、忙しい人への説明でも、限られた時間で説明するときに赤・青は外せないので絶対説明するとして、緑の部分は相手の時間に合わせて説明の厚さを変えれば良いので効率的だと思った。

  • 暗黙知には無限の可能性があり、三色ボールペン活用術は、情報を自分の奥深くに潜らせることによって、その叡知に触れようとするための手法とのことだ。
    暗黙知について、触れるための方法論を述べている点は面白い。

    だが、そもそもなぜ有用性の高いこの暗黙知は意識しづらい領域にあるのだろうか。なぜこういったプロセスを辿らないとたどり着けない仕組みなのだろうか。
    恐らく色々な意味での「他者性」と交わることが必要なのだと思うが、深い領域に混ざり込ませないとこのスパークは起きないということなのだろうか。

    暗黙知の獲得も「種への貢献の欲動」が目指すところの一つだろうか。全知全能、「神」へと通じる道、すなわち幸福への道がここにあるのか?
    練習問題前の最後の段落を読み、ジョジョ6部を見終わったところというのもあって、素数を数えながらそんなことを考えていた。

    暗黙知、一方で暗黙「感」というのもあるだろう。どこで分けれるかはしらんが。暗黙知(感)の役割とは一体なんだ?

  • 読み疲れた。
    受験終わって何もないシーズンに読んでたから、最近如何に脳を使ってないかよく分かって面白かった!
    普段書籍に直接ボールペンで書き込むことないけど、新書とかで今後活用して行けたらいいなぁ

  • 赤青緑色の3色を使い分けて、それぞれに意味を持たせて印をつけることで、黒一色の文章を立体的に構造化する考え方はなるほどと思えた。
    ただ、本に対して書き込みをすることに抵抗感があるとなかなか実践しにくいのも確か。書き込んだら後で見にくいかもとか、別の視点で読むことが難しくなるかもとか思った。

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著者プロフィール

岐阜聖徳学園大学教育学部教授

「2024年 『「憲法上の権利」の体系』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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