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この作品からのみんなの引用
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「一寸先は闇」って言いますけど、それは逆に言えば、「一寸先はバラ色」かもしれないという不確定性のことでしょう。
未来の不確定性を低く見積もった上で、最悪の事態の到来を無意識に待望するという二点を割り引くと、やっぱり先のコトなんてあんまり考えすぎない方が正解という結論になると思うんです。
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(内田)軍隊というのは、ある意味では精神的にはかなり楽なんでしょうね。全部決められているから。
― 212ページ -
(内田)身体のどこにも無理がなく、詰まりもなく、凝りもない、気持ちいい状態を探り当てられれば、どのような条件に置かれても、その「いちばん気持ちのいい状態」にまっすぐ戻ることができるでしょう? そのときの「安定状態に一気に戻る」動きが爆発的エネルギーを生み出すわけだから。身体的な気持ちよさというのは、そのまま武道的な意味での強さにつながっているんです。
― 205ページ
みんなの感想・レビュー・書評
著者らの専門分野の学説を話すなら良いが、専門でもなく立証されてもいない単に個人的な意見を語っている部分が多い。
偉い先生方なのかもしれないが、好き勝手なことをしゃべっているだけで、オヤジが飲み屋で語る持論と変わらないのでは。
内田樹と春日武彦の健全な肉体に狂気は宿るを読みました。 生きづらさの正体、という副題のついた、生き方についての対談集でした。 章毎のテーマは、世代論に逃げ込むな、「自分探し」はもうやめよう、人間はわかりあえっこない、個性とこだわり幻想、健全な肉体に狂気は宿る、まずは身体に聞け、と現在喧伝されている生き方の解説やコミュニケーションについての解説に真っ向から対立する主張が述べられています。 ... 続きを読む »
対談本であるが、内田先生の独壇場?圧倒的に内田先生の話が長い。しかし、だんだん春日先生も本音?を話すようになっていき、おもしろい。
内田樹さんと春日武彦さんの対談集です。それぞれのコメントつきです。 内田さんは神戸女学院大学の文学部教授、春日さんは都立墨東病院の神経科部長という肩書の持ち主。副題に生きづらさの正体とあるこの新書は2005年発行のものですから、もしかすると現在の肩書は違うかもしれませんが。 内田さんは最近その著作をよく見かける(日本辺境論だとか街場のメディア論・・だったか)お方です。著書を立ち読み程度に拝見す... 続きを読む »
昨晩から昼にかけて読了.別に狂気ってロマンティックでもなんでもないと思う.ただの病気やろ.発病に至る経緯もわかりやすいっていうか,ああこの家族ならさもありなんって感じ.そして家族のことなんてどうしようもない. 今日は日中,病気っていうか,まあありていにいえば精神病の知り合いに会った.やっぱりおかしい.いや普通に今は働いていて社会に溶け込んでいるんだが,体の声が聞けないんだなあ.暑いってのに,... 続きを読む »
私の好きなお二人が、肩に力を入れずに語り合っている雰囲気が伝わってきていい感じ。
話題もどんどん変化していってライブ感たっぷり。
しかし内田先生はよくしゃべるな。春日先生が微笑み(あるいは苦笑?)を浮かべながら、聞き役となっている場面が多かったのではないか?
人と話していると、自分の意見を見直したり、新しいアイデアを思いついたりすることがある。この対談でも内田先生にそのような現象が見られた。
最初から最後まで、面白すぎる。
慎重な聞き役の春日Dr.と、ひたすらおしゃべりおじさん内田樹との対談形式。
「世の当たり前」の異常さがよくわかる。
例えば、ココロの、治らない病について。
治らないのではなく、治りたくないのかもしれない。
ココロの病はどこか、ひきこもりの世界観と似かよる。じぶんで責任のとれる範囲内に、世界を小さくする。
病も同様、治ると、責任をとらねばならぬ世界がひろがることになるので、なかなか治りたくないってこと、あるだろう。
しかし、それほどいまの世の中、手に負えないこと多すぎるのか。
タイトルだけ見て買ってみました. あとあと考えてみると,こんなの手に取るなんて病んでる人みたいだね(笑) ラディカルな大学教授とこれまたラディカルな精神科医の対談集だし, 内容も精神疾患を持つ人の思考パターンについてという本著. しかし,なかなか独特な考え方を持つ二人の言葉に,ほんの少しの痛快感を感じることがありました. またこの人を読んでみたいかもしれない. -my bookda... 続きを読む »
内田さんの考え方は好きだが、この本の内容(特に医学的な部分)に関しては根拠に乏しいもしくは経験則のみが根拠になっている説が多く、ちょっと気分良くなかった。いや面白いんだけども。
「死にかけてたらうつ病にならない」はおもしろい。
[ 内容 ]
生きづらさを、晴れやかに解き放つヒント。
「閉じられた心の世界」を打ち破る精神科医と、「身体からの信号」に耳を澄ます仏文学者の説教ライブ。
[ 目次 ]
第1章 世代論に逃げこむな
第2章 「自分探し」はもうやめよう
第3章 人間は、わかり合えっこない
第4章 個性とこだわり幻想
第5章 健全な肉体に狂気は宿る
第6章 まずは身体に訊け
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
すっかり内田樹にハマッています。
内田氏の著書は、(勝間氏などの書く)ビジネス書及び自己啓発書と比較しながら読むととても面白い。結構正反対の事を言っていたりする。それなのに、双方に説得力があったりするのが不思議に感じる。
けれど、総じて感じるのは「内田氏のほうがより大人だ」ということ。なんだか懐が深い感じがする。勝間氏らの書くビジネス書が、分かりやすく明確に伝えるために切り捨てている(一見どうでも良さそうに見える)部分を、丁寧に掬ってあげているのが、内田氏の書なのではないか。
だから僕のように「若さをエネルギーにいろいろな自己啓発本を読んだけれど、大体同じことを言っているしもうそろそろ飽きたなあ」と感じ出した人は、是非内田樹を手にとって欲しい。「人生って深いんだなあ。」と思うこと請け合いですから。
なぜついつい内田樹の本を手に取りたくなるのかが、読み始めて5年目(くらい)にして初めて気が付いたような気がする。単純に話題が豊富で話が面白いというのもあるけど、何より読んでいて「気持ちよく」なるからなのだと思う。内田樹自身も、自分が気持ちよくなるような仕方で文章を書いている(あるいは話している)のは間違いない。その気持ちよさが読者にもよくよく共振するのだと思う。まあ文章に限らず、氏は人生においても... 続きを読む »
著者二人の意見にはかなりの部分まで同意できるので、読んでいて楽しかった。
内田さんは女子大教授という職業柄もあってか、母と子ども(特に娘)の例えで語ることが多く、面白い。弱い子どもに群れからはぐれないでほしいと思っているとか、自分が傷つけられた言葉が最強のウエポンになる、など。
このタイトルは、ちょっと考えると当たり前だ。衣食足りて初めて内面について悩めるわけだから。
今までモヤモヤしていた思考をスッキリ解決してくれた、ありがたい一冊。
だけど、コレを理解出来たら出来たらで、ますます生きにくくなってしまった気がします(笑)
ずっと受身の人生で良いなら、読まないことをオススメします。

だいたいおんなじいつものあの話。
まーでも飽きない。
賢いリスクヘッジをしたと思っている人は、
無意識的にリスクの多い選択をしてしまうという例えに、
中古車の話をしている。
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