決断力 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047100084

作品紹介・あらすじ

天才棋士が初めて大公開!「決断力」「集中力」の極意!「勝つ頭脳」は、こうして決断する。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:796/H11//K

  • 悩むと考えるは別
    常に冷静でないとベストな決断はできない
    長考してもあまり意味ない
    好奇心が人生を豊かにする

  • 長年、継続して挑戦して決断してきた羽生さんの言葉は入ってきやすかった。

    継続できる情熱を持つこと、情報は選択よりもいかに捨てるかなど、今まさに自分が知りたいことが書かれていた。
    もちろんこの言葉たちを生かせるかどうかが重要なのだけど、現状へのアドバイスになった。

    全てを才能で片付けず、才能となるための継続があったことを教えてくれる本。

  • 藤井聡太さんの活躍を見て羽生さんの本を手にしてみました。
    決断する時はたとえ危険でも、単純で、簡単な方を選ぶにあーっときました。
    棋士は将棋ソフトもあるし、現在は大変だなぁと感じる。


    勝負の分かれ目にある集中力と決断力。勝負師はいかにして直観力を磨いているのか?数多くの勝負のドラマを体験してきた著者が初めて書き下ろす勝負の極意を公開する。

  • 全て感情をコントロールすることの大切さに繋がってるくるような気がした。

    常に平常心、逆境をチャンスだと思えるかどうかなど、野球だったり仕事だったり、将棋と繋がる部分があって面白かった。

    学び続けることも大切に牛歩の1歩でやっていきたい

  • 我々にも通じる大切なことがたくさん書かれている。

  • 2005年に出版された羽生善治の本

    中原誠や米長邦雄などの逸話
    加藤一二三の継続力などの話題もある

    他には若い頃の振り返り
    今の自分との違い


    将棋だけでなく、他の業界の人にとっても有用な考えが沢山

    目先の一勝ではなく、将来のために考える

    集中するには余白が必要
    これは、ジョン・ハンター「小学四年生の世界平和」で語られてたエンプティスペースの考えにも通じる
    余白がないと目の前の事に集中するのもなかなか難しいですからね

    熱意を持って将棋に向き合い続けられるのがプロ
    瞬間的な力ではなく継続力こそが必要


    出版された当時は三冠だったか四冠だったか?
    今や無冠で九段と呼ばれている現状ですけど
    先の藤井六冠とのタイトル戦にしても未だトップレベルであるのを感じたし
    以前の棋風とも違う現代の流れを踏襲しつつ、他の人が指すようなコンピュータの評価値にとらわれない戦法を選んでいるあたり、まだまだ熱意は失われていないのだなぁと感じる
    そんな羽生さんを跳ね除ける藤井七冠がものすごい別格という事なんだよなぁと改めて思う

  • 決断=リスクをとる

    決断をしまくってるから今でもトップにいるんだと思いました

  • 将棋をしている人だけじゃなく、全ての人に通ずる思考や決断に際してとても参考になる話。何度も読み返したい

  • 初代七冠の本を、あえていま読んでみる
    棋士の思考力や決断力の凄さを改めて知る

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著者プロフィール

1970年9月27日、埼玉県所沢市生まれ。1982年、関東奨励会に6級で入会。1985年12月、プロ四段に。1989年、19歳で竜王獲得。これが初タイトルとなる。以降、数々のタイトルを獲得。1996年には、当時の七大タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)全冠独占の快挙を成し遂げる。2017年に、八大タイトル戦のうち永世称号の制度を設けている7タイトル戦すべてで資格を得る、史上初の「永世七冠」を達成した。タイトル獲得は通算99期、棋戦優勝45 回(ともに2022 年6月時点)。主な表彰として、2007 年特別将棋栄誉賞(通算1000 勝達成)、2018 年国民栄誉賞、同年紫綬褒章。さらに2022年、史上初の通算1500勝を達成し、特別将棋栄誉敢闘賞を受賞。将棋大賞は最優秀棋士賞など多数受賞。

「2022年 『改訂版 羽生善治のこども将棋入門 中盤の戦い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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