リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)

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著者 : 江副浩正
  • 角川書店 (2007年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047100879

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リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)の感想・レビュー・書評

  • 江副浩正リクルートのDNA
    目標を共有して事業を推進すること。
    まずは自分を磨くこと。
    創業者利益の得られる事業。
    社会の要請に応える仕事。
    小資本で可能な仕事。
    仕事は大事なことから優先。
    失敗は恐れてはいけない。起業すると途中で必ず失敗するがピンチはチャンス。
    学歴は関係ないが知識とスキルは大事だ。
    コニュニケーション能力を高めること。
    話し上手で、聞き上手である必要がある。
    常に健康でいること。

    外部の人、内部の人、常にコミュニケーションをとる必要がある。

    新規事業についてもタイミングというものが大切であり、いくら良い案であっても時代にマッチしてなければ売れない。

  • リクルートという企業、社風がどのようにできあがったか雰囲気が掴める本。タイトルと内容は少し解離している感がある。

  • リクルートを創業した江副さんが書いた本。
    多くの起業家を輩出する風土やリクルートが高収益企業へ躍進していく成長過程が語られており、とてもバイタリティ溢れる内容になっている。
    優れた経営者としての才能、地道な努力はもちろんのこと、起業家として大成するためには人とのつながりが物を言うことを実感させられる。

    リクルートを創業するいきさつや業務内容の拡大、企業風土の改善など、江副さん自身が実践してきたことを軸にしながら、歴史に名を残す名起業家の名言・格言なども散りばめられている。
    いかにして社員を育てるか。多くの支援制度を導入して、それぞれのグループが会社全体の利益を支えるような事業を生み出すことを後押ししているのが素晴らしい。
    『組織は、「ピラミッド型」ではなく「グリッド(格子)型」』という発想が、リクルートの活力を高めているのだろう。

    本書の冒頭で、「若い世代のニートやフリーターに希望を持って欲しい」ということおっしゃっているように、若者でも面白く読める。就職を控える学生や経験が浅い新入社員など、これからの社会を担う人たちへのエールが込められる。
    江副さんが関わったリクルート事件への言及はほとんどない(含みを持った言い方は見られるが)。純粋に起業家としての足跡を記すだけのものに留まっており、その分リアルタイムに事件を知らない世代でも読みやすいものとなっている。

    ただ、内容的に終盤の方が蛇足的な感じを受ける。
    尻切れトンボな印象を残すよりは、ある程度の時点で区切りを設けたほうが良かったように思われる。

  • 流すように読んだだけ。

  • リクルートのDNA_読書メモ_012317

    <経営の三原則>
    1. 社会への貢献
    2. 個人の尊重
    3. 商業的合理性の追求

    <企業が収益を上げる3つの方法>
    1. 質の高いサービスを提供する
    2. モノ・サービスをスピーディに提供する
    3. コストを下げて顧客への価格を下げる

    <経営理念とモットー>
    1、誰もしていないことをする主義
    2、分からないことはお客様に聞く主義
    3、ナンバーワン主義
    4、社員皆経営主義
    5、社員皆株主
    6、健全な赤字事業を持つ
    7、少数精鋭主義
    8、自己管理を大切に
    9、自分のために学び働く
    10、マナーとモラルを大切にする

    ・同業者が出現すれば歓迎する。同業間競争のない事業は、産業として認められない。ただし、「2位になることは我々の死」をポリシーに。

    <マネジャーに送る十章>
    一、希望・勇気・愛情
    ニ、ネットワークで仕事をすること
    三、高い給与水準
    四、人は仕事を通じて学ぶ
    五、プレイングマネージャー
    六、まず周囲に自らを語ること
    七、数字に強いこと
    八、努力の継続
    九、脅威と思われる事態の中に隠された発展の機会がある
    十、リクルートは社会とともにある

    <成功する起業家の二十ヵ条>
    1. 当然だが一人では大きな事業はなし得ない。気力と体力のある若い人材を集め、目標を共有して事業を推進すること

    2. 人がついてくることが大切だが、そのためには自らを磨くこと。必ずしもカリスマ的魅力がなくても、人がついているやり方を身に着けることはできる。重要なことはメンバーのだれよりも優れた仕事を熱心にしていて、それに継続をしていることである。

    3. “企業は人となり”と言う。優れた経営者の条件は、構成メンバーの人物をよく知り、誰にどの仕事をどのレベルまで要求するかである。

    4. 日本で初めての事業、創業者利益が得られる事業が良い。

    5. 変貌している産業社会の新しい要請に応える事業かどうかを自ら問いかけ、周囲の人にも聞くことから始めること。

    6. 多くの資本を要さない仕事から出発すること。

    7. 時間の有効な使い方を知らないと大きな成功は難しい。

    8. 失敗を恐れぬ勇気をもつこと。

    9. 若くかつ就職しないで起業すること。

    10. 大学の成績や学歴は関係ない。

    11. 経営哲学を社員と共有すること。

    12. コミュニケーション能力を高めること 。

    13. 優れた経営者は話し上手であり、かつ聞き上手である。

    14. 起業家に求められるものは倫理観である。

    15. 起業家は常に健康に留意する。

    16. 起業家が政治に関心を持つことは必要だが、私の経験から言えることは、政治家と一定の距離を持っておくことも重要である。

    17. 今の仕事が将来に向けて有望な事業であれば、その仕事をコアビジネスとして1つの事業でシェアを拡大し、他の追随を許さないように専念しなければらない。

    18. 起業家は人の能力を精一杯引き出す力を持たなければならない。

    19. 起業家は自分の考えは正しいから成功するというところから出発するが、それが正しいかどうかを決めるのは顧客である 。

    20. 若くしなくても起業して小さな成功をおさめた人は私の周囲にいくらでもいる。

  • リクルートのこれまで、そしてそれを創り上げた江副浩正の人となりがうかがえる本。スマートな印象を抱かれやすいリクルートだが徹底した攻めのスタイルでその地位を築き上げてきたこと、そして豪快で奇才に見えた江副氏の人物像が意外にも凡庸で失敗や弱さをもっていることがわかる。
    しかし、やはりその行動力には卓越したものがあり、またその人柄こそが周りを巻きこんでここまで成功させた所以なのかもしれない。
    リクルート事件や今後のリクルートについて関心が抱かれる。

  • ・明治維新以降の日本経済の百年は、途中第二次世界大戦で壊滅的な打撃を受けたが、戦後灰燼の中から再び強い歩みを始め、一人当たりのGDPで一部の産油国を除いて世界一になった。そのスピードは、イギリスの産業革命よりも速くスケールも大きなものだったbyP・F・ドラッガー

    ・日本は資源小国。鉄鉱石や石炭、石油は100%海外から輸入、農産物も60%以上を海外から輸入している。そしてもっと深刻な問題は、国や地方自治体が国債や地方債などを発行し国民に借金をしていて、世界一の債務大国になってしまったことである。日本で新しい産業がいくつも生まれ成長しなければ、今後の発展に期待はもてない。

    ・成功する企業家の条件⑤…変貌している産業社会の新しい要請に応える事業かどうかを自ら問いかけ、周囲の人にも聞くことから始めること。社会の要請に応えていない事業では、一時的に成功することはできても続かない。

    ・成功する企業家の条件⑥…多くの資本を要さない仕事から出発すること。多くの資本を要する事業は大企業が担当する新規事業である。

    ・成功する企業家の条件⑦…人に平等に与えられたものは時間である。時間の有効な使い方を知らないと大きな成功は難しい。仕事は受付順にするのではなく大事なことを優先することが重要である。

    ・成功する企業家の条件⑧…失敗を恐れぬ勇気をもつこと。人は起業すれば途中で必ずといっていいほど失敗する。しかし、ピンチはチャンスでもある。ピンチにどう対応するかが成功するか否かの鍵である。部下の失敗にも寛容でなければならない。部下の失敗からも学ぶことが多いことを知っておくべきである。

    ・成功する企業家の条件⑩…大学の成績や学歴は関係がない。ただし、その人の知識とスキルは成否の重要な鍵である。それを学び身につけることは必須条件である。

    ・成功する企業家の条件⑱…一つのものを2にも3にも拡大して活用できる経営資源は人的資源である。企業家は人の能力を精一杯引き出す力を持たなければならない。

    ・最近、経済誌などでは「リクルートは人材輩出企業」とみられることが多い。確かにリクルートやコスモスのOBが社長を務める上場会社は20社近くにのぼる。その理由は「社員皆経営者主義」を掲げ、会社の中に会社(プロフィットセンター)を作り、PC長を会社の社長としてきたからであろう。

  • 今日の2冊目の書評は、一般人の方は眉を顰めるかもしれませんが、ビジネスマンの間では凄く優秀な経営者として有名な、リクルートの創業者・故江副浩正氏の「リクルートのDNA」という著書です。

    皆さんもご存知の通り、江副さんはリクルート・コスモスの未公開株(上場するとそれは大金になる)を政治家に配ったことで贈賄罪で執行猶予付きの有罪判決を受けたことで有名な方です。

    しかし、経営者がそのようなことを犯すと、彼の会社は潰れてしまうのが定説なんでしょうが、逮捕に伴う退社時にあった一兆八千億円の借入金は毎年一千億円の利益を生み出し、負債ゼロの無借金会社になり、売り上げ利益率三十パーセントの超優良企業に甦ったそうだ。

    なぜ、このような事が起こったかというと、ずばり江副さんの経営センスである。まず彼は東大生の時「東大新聞」という企業から学生の就職先の企業の情報誌を作るといった、ベンチャー企業を起こしていたという事実がある。

    彼は年に50万円くらい稼いでおり、「このまま就職するのはもったいない。いっそのこと事業化してやれ」と思い(当時サラリーマンになると給与は三分の一に減る)、「リクルート」を創業した。

    ご著書によると、本人は優秀でないと謙遜しておられるが、就職シーズンは忙しく、睡眠時間は四、五時間、土日も朝から夜まで仕事とベンチャー企業の経営者にあるようにモーレツである。本書でも至る所に経営理念や、成功する起業家の二十か条等記載されているが、さすが海千山千の東大生らしく偏差値秀才だけでなく、地頭もいいのである。

    こんな江副さんも創業時には相当苦しまれている。「東大新聞」から「企業への招待」という新規事業を起こすのだが、問題が起こる。広告主の企業から「同業他社がだすなら我々も出す」とつれない態度。ここで江副さんは、今までは“東大新聞”のブランドで稼げたのだ、と認識させられる。

    しかし、彼はこれくらいでは諦めない。取引先を回り、金策として芝信用金庫に森ビルに収めていた保証金を譲渡担保に(つまり江副さんの会社が潰れたら、信金に回収される)五十万円を融資してもらっている。他人への感謝を忘れない江副さんは、退職されるまで芝信金を営業報告書の金融機関名のトップに置いてたそうだ。

    このような、他社への気遣いは部下にも思い切り発揮される。まず自身も含めてリクルートでは部下による上司の評価を導入し、自身も批難を甘んじて受けるとともに、社員の結婚式には積極的に参加。大安の日には、大阪~東京と一日で移動することもあったそうだ。

    リクルートでは退職することを「卒業」と呼び、江副さんは必ず退職の理由を尋ねて、以後の人材教育に活用したそうだ。

    なんでも現在リクルートでは、日本全国に優秀な学生を探させ、「これぞ!」という学生がいたら、一緒にキャンプなどを行い、社員が学生と腹を割って話し一本釣りするそうだ。

    ある社員は某経済系のマスコミに内々定を貰っていたが、リクルートの社員から一冊のリクルートの紹介本を渡された。そのビジネス感覚が強かった学生は、思わず赤ペンでその冊子を汚したので、返却する時謝ったが、当該社員は「いいよ、君にあげるよ。それよりも君、経営者を取材する立場から、実際に経営をウチに来て一緒にやってみないか?」と言って、落としたそうである。リクルートの社員はこのような優秀な社員ばかりである。

    リクルートでは社員は公共財という意識が強いのか、リクルート出身者のビジネスマンは日本の経済界で多く活躍している。このような結果になっているのは、江副さんを筆頭に、「ビジネスとは何か」をとことんまで追求し、(仕事は厳しいものの)社員が気分がいいように就労できるシステムを社内で構築しているからである。だからリクルートの社員は何処に行っても通用するのだ。

    このブログを読んでい... 続きを読む

  • リクルートの成り立ちから10年前までに至るまでの軌跡。
    ますますリクルートが好きになった。本当に50年の歴史の中で大きく成長してきた企業であり、自分もその成長への大きな一端を担えるような人材に成長していきたい。
    そのためには自分がなにをすべきか。これからもっともっと考えていく必要がある。

  • ヒントが多そうな体験記。

  • 読了後に疾走感を感じる一冊です。著者の激動のリクルート人生が非常に興味深い。特にリクルートの成長が著しいから余計に疾走感があるのかもしれない。まあ、実際入社したら色々大変だろうなあ。意識高い系じゃないと乗り越えられないかも笑

  • リクルートがよく分かる1冊。リクルートの社風は江副さんのスタイルが強く出ており、起業した経営者だからこそ出来たモノだとも思う。会社が誰のためにあるのか、何のためにあるのか、そして何をしたいのかを自分に問うことができた1冊。

  • 他の経営者の話とか、載せるならもっとちゃんと書けばいいし、この中途半端な書き方だと知ったかぶりのようにも思えてしまうけど。LTCMの記述とかいるかね?
    「かもめが翔んだ日」とまったく同じ記述がたくさんあるので、前作から加筆修正したものです、ぐらいにすればいいのに。

  • なんとなくだけど、
    この前、ビートたけしが、ラッスンゴレライを批判してたシーンを思い出した。

    学歴のある人が、学歴なんて意味ない!って言う方がかっこいいけど、結局、同窓がすごい地位の人ばかりなのだとすれば、学歴って必要だよね、とは思う。頭の良し悪しの話ばかり、取り上げるのはナンセンス。もしかして、洗脳しようとしてるのかしら…

  • リクルートの歴史を振り返ることで、現在の風土や強みの源泉を垣間見ることができた。自身を凡庸な人間と称する江副さんだが、懸命に努力し走り続けられたことこそが、比類なき才能だと思う。

  • リクルート社員にはオススメ

  • 2015年読書その②
    創業期から事業拡大の一連のエピソードがパワーに溢れていて本当に面白い。早読みしたばかりに失敗した事業の話も(成功するには【天の時】が大事と)面白い。創業時からのビジネスモデルが未だ健在な企業ってなかなかないのでは。。。?
    これだけ大きな業績を上げつつも、自分のことを凡庸な人間と締めくくっているのも印象的。

  • リクルート創業者の著書。

    先日元リクルートの方のセミナーを受ける機会があったので、読んでみました。

    【自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ】

    言葉通りの社歴でわかりやすく、とても魅力的でした。

    就職してない著者が就職情報誌をつくったのはおもしろいなと思います。

    【少数が精鋭をつくる主義】

    人がいない。という言葉は結果が出ない時の言い訳のひとつです。
    が、大手企業でも人がいない、時間がないというのは、一緒です。
    一人当たりの生産性をいかに上げるか。
    ⇒生産性を上げることが自分の成長につながる。
    雇用される側にこの視点があるかどうかが一流との格差を生み出すということを改めて感じました。


    昔話のようで、途中からは規模が大き過ぎて今の私には想像もつかない内容でしたが、
    その中にも学べるところはありました。

  • リクルートの創業者江副浩正氏の著書。

    本書の後半部分が特に氏の著書「かもめが翔んだ日」からの引用が多く、前半部分しか目新しい部分はありませんでした。

    経営者から学んだことやマネジャーに贈る十章に関しては氏の考えを知るうえで参考になりました。

    氏自身は上場を望んでいなかったなかで今回上場に踏みきった同社が今後どういう道を辿るのか非常に気になります。

  • 読了。まぁ、上場するっていうしね。

  • 「自ら機会を創りだし、機会によって自らを変えよ」は一定年齢以上には響く言葉です。「かもめが飛んだ日」を再構成してます。功罪ある会社ですが、ベンチャー風土を作って創業者が何を考えていたのかを知れる一冊。

  • 日本を代表する企業のリクルートの生い立ちを知ることが出来る。やっぱすごい会社だなと。こんな環境で働いたら実力つくだろうし、ぬるま湯に浸かってたらだめだよね。よく学び、よく遊び、よく働け、という言葉はものすごくしっくりくる。

  • 来季から新卒でリクルートに入社する自分にとって、会社を知るいい勉強となった。新陳代謝が早く、起業する人が日本随一の数を誇る特殊な会社、リクルートがなぜそのような体制でいるのか。また、今までどのように発展したかが経営者江副の視点から学ぶことができた。



    以下メモ

    社外の人と共に一つの目標に向かい仕事をする。
    フィードバックは何よりも大切

    ドラッカー 現代の経営
    社員皆経営者主義。PCプロフィットセンター制→商売の勉強ができる会社。企業家精神旺盛な人の集まりに。

    人を褒める時はみんなの前で。叱る時は個室に呼び出して。
    叱るケースは
    ①数字をごまかした時
    ②業績が上がらない時
    →自分の業績があがらない理由を聞き、自分なりに理由をはっきりさせることが大事

    起業はボトムアップ、撤退はトップダウン

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