おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154)
- 角川グループパブリッシング (2008年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047101531
感想・レビュー・書評
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20130702
批判本。読んでいて気分がわるい -
だいぶ前に読んだのを再読。
これ、2008年のなのか…それから5年経ってるけど
変わらないよね、と。
著名な方々が語る『最近の若者は〜』ってゆーのをバッサリ切ってる内容。
論より証拠が大事だと。
これは読んだ人かなり賛否両論分かれると思う。
なんだかんだで分かっちゃいるけど星三つ。 -
[ 内容 ]
「モノが溢れる社会になり、心が貧しくなった」といった言説が飽きることなく繰り返されてきた。
そして偏見と差別しか生まずに消えていった…。
不毛な議論に振り回された20代が、風穴を開ける!
今こそ、データに基づくまともな議論をする時だ。
[ 目次 ]
第1章 「転向」した若者論者―若者論「で」一〇年が失われた(若者論「で」失われた一〇年 二つの若者論バブル ほか)
第2章 ナショナリズム論を煽った論者―若者を食い物にする(若者を「敵」にした者たち 俗流ナショナリズム論の序曲―「ぷちナショナリズム症候群」 ほか)
第3章 サブカルを使い捨てにした論者―インターネット論を食い物にする(擬似問題を再生産するインターネット論 「動物化するポストモダン」論は若者論でしかない ほか)
第4章 教育を実験道具にした論者―子供の人生を食い物にする(権力と癒着する俗流若者論 「ゆとり教育世代」への批判は的外れだ ほか)
第5章 世代論を「清算」する―ニヒリズムを打ち破る(「脱『九〇年代』の思想」を目指せ! 若者はモンスターにされた ほか)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
怖いね。
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とても大切な視点。
ただ、全体の構成が残念。
本題に入る前に飽きてしまう。
20100808 -
20090710
香山リカとか宮台真司とか、ニセ学者をぶった切り。
論が成立しない、エセ論文・エセ学者を見抜く方法。
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2月10日開始
2月11日読了
巷に溢れる「若者論」「若者論者」への批判本。「若者」というには年を食ってしまった自分だけどこの論にはうなずけることばかり。おすすめ。 -
巷で『近頃の若者は・・・』って聞くのが嫌いだったので
(自分が近頃の若者だって自覚しているから!?)、
思わず手にしたこの新書。
何人かのコメンテーターなりの意見の変遷を情報精査しながら紹介しており、
感心すると共に、それらコメンテーターには若干うんざりです。
でも、内容は『竜頭蛇尾』で途中で頓挫。
この手の本は文庫では買わず、図書館で借りるか、
ブック○フで古本を購入くらいが宜しいですね。 -
正直giveupしてしまった…見たいものを見てる人とそれに実証を求める人、確かに歪みきった若者論はどうかとも思うが