非社会性の心理学 なぜ日本人は壊れたのか (角川oneテーマ21 C 176)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047102026
作品紹介・あらすじ
「真面目な人」はなぜ壊れてしまうのか。不気味な犯罪や心の病が蔓延する現代日本への処方箋。
感想・レビュー・書評
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なんか引っかかり、過去にもこういう経験した
とおもったら「言いたいことが言えない人」を書いた人か。
反論を予想して、それを潰した上で、自分の考えを語るのではなく
いきなり短い言葉で断言する
「非社会性」という言葉は「反社会性」ではない概念として
共感するが、その語り口調は苦手。
やっぱり合わない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1,2章で十分。
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[ 内容 ]
「真面目な人」はなぜ壊れてしまうのか。
不気味な犯罪や心の病が蔓延する現代日本への処方箋。
[ 目次 ]
第1章 非社会性の重大性
第2章 自然な感情や共通感覚はコミュニケーションから生まれる
第3章 殺すのは誰でも良かった
第4章 非社会化する日本社会、非社会性の浸透
第5章 非社会性の歴史
第6章 意味内実を失った、現代日本の生活空間
近代をどう乗り越えるか?―あとがきに代えて
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
現在の日本が住みにくくなった理由の一つに非社会性人間が増加したことにあると著者は言う。非社会性とは自然な感情を持っていない人のことである。つまり、常識が通用しない、判断する基盤が無い人のことである。法律違反はしていないが倫理に違反している人ともいえる。
反社会性は法律で罰せられるが非社会性は法律で罰せられない。ゆえに非社会性人間は跋扈する。 -
「似つかわしくない」
「ふさわしくない」
「そぐわない」
簡潔で畳み掛ける語り口。なるほどなと思う一方
コミュニケーション不全は中島梓が生前、今から20年近く前に既に書いている。
途中で見えた感じがする。 -
2009年27冊目。