耳で考える ――脳は名曲を欲する (角川oneテーマ21 A 105)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047102057
感想・レビュー・書評
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言葉は世界を豊かにするものと唯脳論者が言う。そこが魅力
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共感性と創造
他者、時代、音…共鳴→ミラーニューロン、対話、リズム
・オリジナリティは共感性の中にある -
こういう対談ものは結構好きです。
文明批判みたいな内容もありますが、全体的にエピソードが面白かった。 -
タイトルからもっと音楽に特化したものかと思っていたけど、そんなことなくて日本社会の様々なことに触れていた。
養老さんの白熱具合に久石さんが少し引いてる感じがおもしろかった。
脳化の箇所で自分もほんとに「ああなれば、こうなる」って考えてばっかで、そら色々つまらんわと思った。
田舎と自然との触れ合いの重要性は十分にわかった。それでも、僕は田舎に参勤交代はしたくないけど。
にしても、音楽だけじゃなくて普遍的な所からとても示唆に富んでいて目から鱗やったなー -
学者と芸術家の融合♪
耳で考える、
って言葉では終わらない内容なので、
理性派も本能派も読んでみることを
オススメ♪ -
[ 内容 ]
わたしたちはなぜ“耳”の重要性を忘れてしまったのか?
聴覚の持つ神秘の力を、第一人者が問う。
[ 目次 ]
第1章 なぜ人は音楽で感動するのか
第2章 感性の土壌
第3章 いい音楽とは何か
第4章 意識は暴走する
第5章 共感性と創造
第6章 人間はみな芸術家
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
もっと音楽に特化したものかと思いきや、日本社会など様々な切り口から対談している。面白い。
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養老先生の本の中で個人的にはベスト!
後半の「呪いのことば」のところはまさしくその通りだと思ったし,久石さんのその表現の仕方,養老先生との感性のリンク,読んでいて引き込まれる本だった。
すばらしい。