なぜ阪神は勝てないのか? ――タイガース再建への提言 (角川oneテーマ21 A 106)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047102064
作品紹介・あらすじ
タイガースの知られざる暗部をすべて白日の下に。
感想・レビュー・書評
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2004〜2008年に阪神タイガースを牽引した岡田彰布監督が、2009年からスタートした真弓タイガースを辛口な視点で見つめ、どうすれば勝てるチームにできるかを、江夏豊氏とともに議論が繰り広げられている著書。
阪神の監督を退いてもなお、阪神が勝つにはどうすることをしないといけないかを、議論がなされているのはある種監督を務めた「阪神狂」ともいえる熱さ。
こうした熱さを持つものこそが組織を牽引する立場におり、どの世界でも他を圧倒していることを、私たちの普段の社会生活の中でも窺い知れる。GAFAM(今はMATANA?)は去ることながら、日本ではTOYOTA、ソフトバンク、ファーストリテイリングと日本経済を牽引する社長もさることながら、中小企業でも圧倒的に熱量でその道をリードするリーダーがいるように、そうした岡田氏の考え方は野球に特化しているものの、選手との向き合い方や見方などの観察眼は、人の上に立つものなら誰しも勉強になることが多いだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2008年のペナントレースで2位の巨人に13ゲーム差を追い超されて優勝を逃した監督の岡田氏と、阪神から放出されながらも南海・広島・日本ハム・西武と渡り歩いて「優勝請負人」の異名を取った豪腕のエース・江夏氏による対談。監督やコーチの采配に対する苦言や、フロントによるお家騒動など生々しい話題が盛りだくさん。2009年、真弓監督1年目のシーズンで開幕から4位と5位を行ったり来たりする中の9月に出版された本だが、その後10年を経た今もなおタイガースの現状をよく表しており、ファンにとっては痛し痒し...(泣)
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タイトルからして惹かれる。
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江夏氏と岡田氏の対談方式。言いたいことを本音で包み隠さず、とても面白かったです。
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裏話がとても面白かったです。メジャーに詳しい歯医者さんってww
ただ、個人攻撃もあって気持ちのいい読み物ではないです… -
う~ん そうだろうな~と思う面もあり・・。う~ん 江夏さんの断定的な物言いが 共著にはむかない気もしたりして・・・
あんまり 興味をもてなかった。 -
2008年9月に「阪神タイガースはなぜ強いのか 」という本が出てるのに2009年9月に「なぜ阪神は勝てないのか?」という本が出てたのだね。
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裏話はおもしろいが、結局お互いのことは認めあって、他は貶す・・まあ、軽い読み物です。
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[ 内容 ]
タイガースの知られざる暗部をすべて白日の下に。
[ 目次 ]
第1章 なぜ真弓阪神は勝てないのか?
第2章 フロントは変わったのか?
第3章 かくも美しき豪腕伝説
第4章 江夏豊の最強の投球論
第5章 理想の監督像とは何か?
第6章 岡田彰布の最強の打撃論
最終章 プロ野球界活性化への提言
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