子どもの頭脳を育てる食事 (角川oneテーマ21 C 197)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047102743

感想・レビュー・書評

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  • 薬学博士の生田さんによるこどもに食べさせるべきものとそうでないものを解説した本。
    基本的な内容なのでこの手の本が初読の方向け。サプリメント推奨だったので、好みは分かれるかもしれません。

    読中、イワシ、サンマ、サバ、ブリ、アジ、マグロ、サーモンを食べさせましょうと言う内容が何度かでてきて、「サケ、マグロは食べている」と喜んだところ、「サケ、マグロなどの大型魚は水銀がたまりやすいのでアジ、イワシなどの小型魚がよい」とすかさずシビアなフォロー。そ、そうでしたよね…。
    サンマやアジを食べさせるならその日に買い物しないといけないけど、寄り道したら、共働きの我が家はそもそも遅い帰宅がますます遅くなる。
    こどもを寝かせるのが遅くなるとそっちのほうが脳に悪いのではという本末転倒な事態に。

    まこと、働きながらの子育て脳育ては悩ましいです。

  • 目新しい内容はない。急激に血糖値をあげるものは良くないとか、ビタミンミネラルの大切さとか、DHAとか。妊娠後期~授乳期に母親がDHAをきちっと摂ることが大切だな~と感じた。

  • とどのつまり、バランスの取れた食生活が如何に脳に良いかという結論に達するワケですが。その理由が書かれていて、理屈っぽいママサンにはすとんと落ちる本かも。

  • 子供いないし産む気もないですが。
    いつも思うんだけど、「Aの子供達には余分なカフェインをBの子供達にはカフェインを与えないで3年後の彼らのIQは」みたいな比較研究。。。
    余分に与えられ続けた子供達の親はどんな気持ちになるんだろ?
    実験体のアルバイトみたいのに自分の子供を提供してるんだとしたら(しかも悪い例として)、そこをまずは議論しようぜ。栄養とかの前に。内容的にはかなりおもしろい。子供いたら絶対オススメ

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著者プロフィール

生田 哲(いくた・さとし)
1955年、北海道に生まれる。薬学博士。がん、糖尿病、遺伝子研究で有名なシティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)などの博士研究員を経て、イリノイ工科大学助教授(化学科)。遺伝子の構造やドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。現在は日本で、生化学、医学、薬学、教育を中心とする執筆活動や講演活動、脳と栄養に関する研究とコンサルティング活動を行う。著書に、『遺伝子のスイッチ』(東洋経済新報社)、『心と体を健康にする腸内細菌と脳の真実』(育鵬社)、『ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く』(講談社)、『よみがえる脳』(SBクリエイティブ)、『子どもの脳は食べ物で変わる』(PHP研究所)、など多数。

「2023年 『「健康神話」を科学的に検証する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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