2時間で学ぶ原発・電力の大問題 (角川oneテーマ21 C 203)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.00
  • (1)
  • (3)
  • (15)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 66
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047102910

作品紹介・あらすじ

今さら誰にも聞けない原発と電力の基礎知識を学ぶ。誤解・勘違いを解く基礎知識。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 地震のせいもあるし,就職関係のことで読んだ.
    んー・・・わかりやすいけど薄い.足りない.

  • 原発

  • 東日本大震災直後にでた本です。原発賛成、反対のどちらかではなく、ニュートラルにキーワードの解説をされています。新聞やテレビからの断片的な知識しかなかったので、知識の整理ができました。ただし、読み終わるのに、4時間近くかかってしまいました(笑)

  • Kindleで読了。テーマごとに短く簡潔にまとめられていて読み易い。ベクレルとシーベルトの違いや、クリーンエネルギーによる実際の発電量、電力会社の政治的な側面、原発、放射能などなどについて、焦点を当てて書かれている。

    中立的立場で論じることに努めようとする著者の姿勢が感じられる。読む人によっては、それが主題に対する踏み込みの"浅さ"と感じるのかもしれない。が、自分はこの点に関しては、原発周辺への理解を深めることに繋がっていると思うので良いと思う。

  • 中立的な立場で書かれていてわかりやすかった。
    反対派も賛成派もこのレベルの情報は持っておくべき。
    筆者は現実的な対応を望んでいて共感できた。

  • 原発の問題だけフォーカスをあてるのではなく、現在の電力・エネルギー問題や環境問題全般を俯瞰してコンパクトにまとめてある。
    ひとつひとつに深く突っ込んでいる訳ではないので、物足りない人もいるだろうが、出来る限り偏向した視点を排除して、現在を生きる僕たちが考えるべき問題の土台となるものを提供してくれているという点で、僕は好感が持てるし、様々なエネルギー問題の是非を論じる前の基礎として押さえておきたい知識が整理されている本。

  • ■電力
    1.ダムには排砂が必要でかならずしもクリーンではない。
    2.海水中には、1リットル当たり3.3マイクログラムもウランが含まれている。
    3.気温の上昇が原因で、その結果二酸化炭素が増えるているという学説もある。

  • いろんな要点が簡潔にまとめられていて、とても読みやすかったです。色々な問題点を整理するには、とてもいい本です。原発については、原発推進、原発反対いろいろな立場での主張が入り乱れていますが、この本はどちらに加担するわけでもなく、現状をきちんと書いています。現状を認識した上で、原発推進派、原発反対派、あるいは別のエネルギー利用での発電についてなどの本を、さらに読み進めていきたいと思わせてくれた本でした。

  • 東日本大震災の直後だからこそ、原発・電力について考え直す必要がある。

    巨大地震が周期的に発生することが明確になった今日、本当に原発が必要なのか?
    福島原発は津波による被害だったが、原発の真下で直下型地震が発生したら、直接制御不能な状態に陥る可能性が高い。

    現在、風力発電、地熱発電、バイオマス発電、海洋発電等の「次世代クリーンエネルギー」が見直されている。
    原子力という最新鋭の技術を持っている技術者であれば、きっと良い新たなクリーンエネルギーを開発してくれるはずである。

  • 読みやすかった。2011.07

  • なんか受験参考書的みたいな、やや味気ない本ですけれども、基礎知識は身につきます。

  • 自分のような素人にはわかりやすい用語集でした。本当に2時間で読み終えることができたので、こういう本はこれで十分です。ここから先はそれぞれが興味のある分野を深堀をすればよいと思います。

  • 節電対策担当になり、なれない電気の知識の勉強になればと購入。軽い読み物感覚でさらっと読めました。

  • 日本の電力事情、原子力発電の仕組みと危険性、代替エネルギーの可能性について、あくまでもニュートラルな立場で解説されていて好印象。
    震災までは原発に無関心だったような人、メディアによるバイアスがたっぷりかかった情報に振り回されたくない人におすすめ。

全14件中 1 - 14件を表示

著者プロフィール

1955年、神奈川県生まれ。出版社の編集者を経てライターに。実用書、科学関係の書を中心に活躍中。

「2008年 『家電・デジタル機器業界大研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

久我勝利の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×