Variante ヴァリアンテ1 (角川コミックス ドラゴンJr. 74-1)

著者 : 杉基イクラ

• KADOKAWA (2004年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

何者かによる一家惨殺事件で死亡した宝生アイコは運ばれた研究施設の死体安置所で奇跡的に目覚める。が、彼女の腕は異形の腕に変貌を遂げていた。悲嘆に暮れるアイコ。さらに、怪物が彼女の愛犬・親友を追い詰める。

感想・レビュー・書評

[mmuurraa8さんの感想 · 2018年5月19日]

全巻読了、全４巻。

キマイラという化け物に主人公を含む一家全員殺されたが片腕だけキマイラ化して主人公は生返り、様々な葛藤のなかで生きることを選択してく？ストーリー。

主人公の生い立ちが最後に分かることで、主人公自身の存在価値というか居場所を自分自身が納得いく形で見つけられたんだなとは思うけど、４巻分だと内容が薄っぺらいように思う。
最後は死んだのか生きてんのか良くわかんないし、結構メインキャラ死んでるし。

[Izumoさんの感想 · 2014年2月2日]

一度両親共々殺されるが、左手に未知の異物を抱え生き返った15歳少女と、その捜査官が、キマイラと呼ばれる生物と戦う物語。微妙な作品。腕に異形のモノが宿る設定は、どうしても寄生獣の二番煎じに思えてしまう。そしてそれを上回る設定も感情移入ポイントもない。一巻止まり。

[まきびしさんの感想 · 2009年10月20日]

過去に「テイルズオブデスティニー」のコミックを連載していた方の作品。
異形達との戦いがグロテスクでよく描かれている。

[水紅さんの感想 · 2008年8月8日]

初版・2004年11月1日

[悶さんの感想 · 2008年6月24日]

腕武器っていいよな

[まつこさんの感想 · 2008年4月16日]

全4巻。武蔵野市御殿山で、一家殺人事件が発生した。その数日後、事件の被害者であった少女が息を吹き返す。しかし少女の生還は異常であり、決して奇跡では収まらない事象なのだ。事実、少女は左腕に「異形」を宿していたのだった…。

[岡野 凛子さんの感想 · 2007年5月13日]

全４巻です。表紙買いしました。絵が綺麗。

[九さんの感想 · 2007年5月12日]

泣けた…このひとの描く手がすきです

[00422さんの感想 · 2006年5月15日]

くおん摩緒先生改名後初めての作品
絵・ストーリー共に美麗でグロいですがおすすめ。

[小生さんの感想 · 2006年2月7日]

（１〜３巻について）
ネタは割りとありきたりな感じですが、ストーリーの展開は一味違います。武器となる腕を持った主人公、しかし、彼女は戦いに消極的です。彼女の中の葛藤が今後どのようになって行くのか、興味深い作品です。

著者プロフィール

地元・北海道での同人活動を経て、2000年、ゲームコミカライズ作品『テイルズ オブ デスティニー』(くおん摩緒名義)にて商業誌デビュー。2004年、現在の杉基イクラに改名。主な作品に『サマーウォーズ』(原作:細田守、キャラクター原案:貞本義行)、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』(原作:桜庭一樹)、『ナナマル サンバツ』などがある。

「2022年 『角川まんが学習シリーズ　まんが人物伝 北里柴三郎 近代日本医学の父』 で使われていた紹介文から引用しています。」