ナナマル サンバツ (1) (角川コミックス・エース 245-4)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年5月2日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047156890
感想・レビュー・書評
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最近クイズノックのユーチューブ動画を知り、遡って鑑賞していたら、この作品について触れていたことで存在を知り慌てて購入。
クイズを題材にした作品で面白かったことが無かったので、過度な期待は込めずに読み始めたんだけど・・・。
面白かった。
ちゃんと(競技)クイズが分かっている人が書いているってだけで、何と安定した作品になるのか。
例題的に掲載されている問題群も、クイズ好きなら半分以上は解ける程度のいい塩梅の難易度で、気持ちよくさせてくれる。
ちゃんと答えが一つに絞られることを見越した早押し、ルールに則って攻めるべきか固く行くべきかの選択・・・あー痺れる。
高校生クイズがクイズをしなくなった昨今、競技クイズの場はほとんどなくなってきている印象ではあるが、こういう良作の後押しで、クイズが盛り上がればいいな・・・。
・・・って感想は、この本が出版された時点で読んでレヴュー書きたかったなぁ。
・・・あ、この本の感想そのもの全然書いてないや。
その辺りは間のレヴューで!
・・・酷いレヴューだ・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クイズを題材とした作品。
同じクイズでもテレビで芸能人がやっている緩めなものではなく、高校生クイズのような「競技」を取り扱っています。
高校生クイズを見ていると、その真剣っぷりや知識量に圧巻の念を抱くのですが、このコミックを読むとまさに同じ感覚を味わうことが出来ます。
それでいて、クイズ初心者にも様々な用語やルールがわかるように説明がされており読者を置いてきぼりにする事もありません。
偶然手に取ったのですが、良い作品に巡り会えました。 -
読んでてドキドキしてしまうのは、やっぱりクイズでアメリカに行きたかった世代だからだろうなあ。そんな楽しいマンガで、続きが気になる。
他の人のレビューで気づいた。そう、あの「恋をしたのだ」の問題文から答えの流れが美しいんだ。例えるならアムロがガンダムに乗り込む時のように。 -
とってもわくわくします!
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ダス・ゲマイネ !!
この一言がめちゃくちゃシビれます!読んでもらえればわかるはずなんですよねー
クイズ研究部、クイ研なんて呼ばれる活動分野を描いた作品です。図書の虫、識くんがクイズに興味を持って持ち前の知識量と知識欲によってクイズとは何か?を知っていく巻です。 -
残念ではない。
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期待せず読んでみたが、意外に面白かった。
高校の「クイズ研究会」を舞台にした学園青春漫画。「とめはねっ!」や「ヒカルの碁」のようなマイナーな文系部活を掘り下げた漫画の一ジャンルがあるが、この作品もそういったジャンルに所属する。
主人公は本好きで内向的な性格、縁がないと思っていたクラスの美少女が実はクイズマニアであり、本好きから由来するその知識量の多さを彼女に注目され、強引に誘われクイズ研究会に入るハメになる、というお話。
まだ1巻しか出ていないが、競技クイズというマイナージャンルを真面目に掘り下げる部分と、主人公の青春劇のバランスが良く、気持ちよく読み進めることが出来た。
作者はもともとラノベ小説の表紙絵や漫画化などを手がけていて有名な人みたいだが、純粋な単体の漫画家としてもかなり優秀な部類に入ると思う。おすすめ。 -
漫画版サマーウォーズの作者の作品。
クイズ漫画とう新しいジャンル!
クイズの仕組みがわかって面白い -
杉基イクラ氏の待望のオリジナル最新作は流行りの競技もの。
はたして選んだテーマは、ズバリ「クイズ研究会」
これはなかなか面白い着眼点。
幼少期にクイズブームを目に育った者としてはこれは期待せずにはいられない。
第一巻の時点ではまだ話はほとんど動かず、キャラクターの顔見せと言った感ではありますが、
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」や「サマーウォーズ」での素晴らしいコミカライズを描いて魅せた作者という期待を込めて★5つ。