レディイーグル (2) (KADOKAWA CHARGE COMICS 3-2)

著者 : 鳴海章 千葉きよかず

• 角川グループパブリッシング (2008年4月5日発売)

感想・レビュー・書評

[パル２パパさんの感想 · 2009年1月26日]

しかし、本国の現行機は、F-18→F-22へ移行しているのに、未だF-15DJを題材にした舞台だからなぁ、国内ですら、F-2に移行しつつ或るのに。確かに現状ではF-4ファントムも現行機で或るが、幾ら名機とは云え、初飛行から既に40年以上も経っている。フィクションとはいえ、仮想敵国を中国として択ぶあたりは、妥当な線だろうか。海軍は既に潜水艦同士の軍事交流も或る様だし。これは漫画の上だけの話だけど。イスラエル対パレスチナの戦闘構図など、日本人は、映画の如く、対岸の火事かの様に見ている様だが、現状であっても、対北鮮の６ヵ国協議だって、いつ一触即発の状態に陥るかも知れない状態だし。

著者プロフィール

1958年北海道生まれ。’91年『ナイト・ダンサー』にて江戸川乱歩賞受賞。以後、航空小説の分野で独自の世界を描き続けつつ、警察小説、時代小説でも活躍。’18年からは池寒魚名義で時代小説を発表。作家デビュー30年、100タイトル目の新作『レジェンド・ゼロ1985』（集英社文庫）が最新刊。

「2021年 『14歳、夏。』 で使われていた紹介文から引用しています。」