- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047264120
感想・レビュー・書評
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おとこのこって、おんなのこって、かっこいいって、かわいいって、すきって、きらいって、なんだっけ。どんなだっけ。悩ましく育ってしまう日々。いろいろばらばらになっていく日々。
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現実にありそうにもない話なのに、現実に一番近そうだと感じるのはなぜ。
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3巻から10巻まで大人買いしてしまった……。
1・2巻あたりでニトリくん、よしの、千葉さんの3人で仲良くやっていたころが懐かしく愛しく思い出されるくらい、
ぎすぎすした雰囲気の中で、みんな生きづらさを感じながら生活している。
ニトリくんはそして、いまから「成長」し始める兆候、声変わりが訪れつつある……、という、一番気になるところで最新刊が終わってしまった。
以下、備忘録。
・ニトリくん……めそめしながらも滅茶苦茶行動派。実はかなりのリア充でもある。
・よしの……心理的には、一進一退。千葉さんと仲直りしたいけど、なぜかしらできない。ちーちゃんへの憧れから、自分が揺らぐ。
・千葉さん……相変わらずムードメイカー。行動も気持ちも裏目裏目に。でもそんなところが彼女らしい。
・佐々ちゃん……みんなのオアシス。めっちゃいい子。
・ちーちゃん……4巻で登場して以来、かなり得意な位置を占める、絶対憎めないキャラ。
・まこちゃん……不細工という負い目を持ちながらも女の子になりたい。ある意味一番リアル。
・ユキさん……他の短編集で読んで以来、いい女(?)だなぁと思っていたが、もっともっと深まりそうないい女。
・お姉ちゃん……シュウの可愛らしさが憎い、でもいいおねえちゃん。
・あんなちゃん……これはいい女。つり眼で強気、でも思いやることもしっかりできるという、ほんとうにいい女の子。
・瀬谷くん……お姉ちゃんの彼氏だけど、ニトリくんたちへの理解も、あるようなないような。見た目も行動も、どんどんかっこいい男の子に成長していく。
・二宮文弥……けっこう危うい人物。
・税所先生……子供たちから見て敵にならずやさしい先生しか現れない中、一番子供と同じ目線を持っている先生。いい味出している。
・岡、土井……小学校の修学旅行ではいやな奴らだったが、中学に上がると、そんなに心底いやなやつではなくなってくる。土井くんの心中はこれからの謎か。 -
9784047264120 215p 2010・4・6 初版初刷
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あんなちゃんかわいすぎる。
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こんなに続く作品になるとは思わなかった。
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女の子女の子物語。
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シュウくんが女の子みたいなのに、やっぱり何処か完全に女の子には見えないのが不思議。他の女の子達と何が違うのかわからないけど、志村貴子先生がちゃんと「女の子に見える男の子」として描き分けているんだろう…やっぱり漫画家って凄い!
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声変わりと長い髪。