東の剣士 北の魔女 とらわれの影 解放のつるぎ (B’s‐LOG文庫) (ビーズログ文庫 く 2-3)
- エンターブレイン (2010年6月15日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047265936
作品紹介・あらすじ
"善き獣"教団の信仰根強いペンドルムの街へやってきたセンリとテア。そこに待ち受けていた特殊暗殺部隊の面々と複雑な再会を果たすが、彼らのはからいにより、二人はようやく「共にいよう」と約束をする。ところが、ミュゼの義弟であるフィーノが突然部隊から離反!センリを罠にかけ、テアを連れ去った先は"最後の魔女"をつけ狙う魔術軍将軍・イージェンスの屋敷だった!!明らかになる企み、テアの影で蠢く"呪"…そして、引き離されたセンリとテアの運命は!?ついに感動のフィナーレ。
感想・レビュー・書評
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読了 2010/7/5
完結巻。
魔女テアと剣士センリの、不器用な心の触れ合い。
テアの不器用さは切ない。
センリへの思いを抱えながらその一歩を踏み出せない。
一方のセンリさんの朴念仁っぷり。
二人の思いは同じなのに、近付きそうで、すれ違う。
この不協和音が物語を盛り上げているのかもしれない。
彼らをとりまく登場人物だちも、それぞれの思惑で動いている。
意外な真相が明かされたりしたけれど、
読了後はさっぱりした気分。
強引な気もするけれど、ハッピーエンド。
ハッピーエンドは、嫌いではありません。
主人公たちが幸せになれる結末ですから。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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